南極旅行・南極クルーズの見どころ
南極旅行&クルーズで訪れる南極半島地域には、200ヶ所ほどの見どころがあります。息を呑む巨大な氷河、自然を謳歌する動物たち、目の前に広がる静寂に包まれた原始の世界…地球最後の秘境・南極の大いなる魅力に迫ります。※南極旅行&クルーズで訪れる見どころは、一例です。一度の航海ですべてを訪れるわけではありません。気象、海象、氷など厳しい自然環境の下で航路や上陸する場所が変更になる場合があります。予めご了承ください。
-
南極半島
- 南極半島は、南極大陸から北に延び、半島の先端は、南緯63°13′に達しています。
半島の北側は、グレアムランド(南緯69°以北)、南側はパーマーランドと呼ばれ、南極の中では気候が温和で、多くの野生動物が棲息しています。通常の南極旅行では南極半島とサウスシェトランド諸島を訪れます。 -
サウスシェトランド諸島
- サウスシェトランド諸島は南極半島の北西に半島とほぼ平行するように540kmの海域に約20の島々が点在しています。南極半島とは幅180kmのブランスフィールド海峡で隔てられています。 サウスシェトランド諸島には、多くの南極観測基地が設けられています。1957年~58年の国際地球観測年にはその観測基地の数が急増しました。
比較的温暖な気候のサウスシェトランド諸島には、ペンギンやアザラシなど多くの野生動物が繁殖しています。 -
ウェッデル海海域
- 南極半島と南極大陸のコーツ・ランドに挟まれ、南極大陸の中に深く食い込んだウェッデル海は、イギリス人のアザラシ猟師で探検家でもあったジェームス・ウェッデルによって1822年に発見されました。ウェッデル海では、ラーセン棚氷やロンネ棚氷、フィルフィナー棚氷から作り出された巨大な卓状氷山を見ることが出来ます。ウェッデル海はアザラシの生息地としても有名でジェームス・ウェッデルに因んで命名されたウェッデルアザラシを見ることも出来ます。常におびただしい海鳥の群れがみられるのもこの海域の魅力のひとつです。
-
サウスジョージア島
-
- 1675年に発見され、1775年にジェームズ・クック船長が最初に上陸し領有を宣言したサウスジョージア島は、長さ約160km、幅30km、面積3,755平方kmの三日月形の島です。頂上に氷河を抱いた海抜1,800m以上の山が12もあり、最高峰は海抜2,934mのペジェット山です。この島には夥しい数のキングペンギンやゾウアザラシ、オットセイなどの野生動物が繁殖し南極のガラパゴスと呼ばれています。
-
フォークランド諸島
-
- フォークランド諸島は、南米のフエゴ島の北東約400kmに位置しています。夏の平均気温は10℃ですが、20℃に上ることもあります。フォークランド諸島は、野鳥観察者にとっては、魅力的な場所で周囲に広がる豊かな海洋資源のお蔭でペンギンやアホウドリが繁殖しています。ほとんどの島には、陸鳥も繁殖しており夥しい数の鳥類を観察する事ができます。
-
サウスオークニー諸島
-
- 1821年アメリカ人のナサニエル・パルマーとイギリス人のオットセイ猟師ジョージ・パウエルによって発見されたサウスオークニー諸島は、コロネーション島、ローリー島、パウエル島、シグニー島、サドル諸島などからなっています。
平均気温は、0℃で、最高気温は、12℃です。コロネーション島には、ペンギンの大きな営巣地があり、また、多くの鳥類が繁殖しています。 - 1821年アメリカ人のナサニエル・パルマーとイギリス人のオットセイ猟師ジョージ・パウエルによって発見されたサウスオークニー諸島は、コロネーション島、ローリー島、パウエル島、シグニー島、サドル諸島などからなっています。
-
南極点
-
- 遥か南の果てへ! 偉大な探検家達の足跡を訪ねて地球最南端の南極点を目指します。
ロアール・アムンセンとロバート・ファルコン・スコット・・現代に名を残す勇敢な探検家が地球の最南端に辿り着いてからおよそ100年。地球最後の聖地・南極点は、今もなお人々を魅了して止みません。 - 遥か南の果てへ! 偉大な探検家達の足跡を訪ねて地球最南端の南極点を目指します。
-
コウテイペンギンの営巣地
-
- 南極のウェッデル海に面した遠隔の氷の大地、ここには数千羽におよぶコウテイペンギンの営巣地があります。厳しい自然環境の中で営巣するコウテイペンギンの驚くべき生態を目の当たりに観察頂ける感動の旅です。