北極旅行
北極クルーズ
大航海時代には、新大陸が発見されたにもかかわらず、長い間、多くの人々は北極航路の開拓には興味を示しませんでした。北極の氷や暗闇がもたらす危険の話を聞いただけで、その恐怖に震えました。
時が経つにつれ、ホーン岬と喜望峰を回る長い航路の代案として、ヨーロッパからアジアに至る北極航路(北東航路と北西航路)の可能性を探る動きが始まりました。金銭的利益と冒険とが魅力になってやがて恐怖は消え去り、北極探検の時代が始まりました。
時が経つにつれ、ホーン岬と喜望峰を回る長い航路の代案として、ヨーロッパからアジアに至る北極航路(北東航路と北西航路)の可能性を探る動きが始まりました。金銭的利益と冒険とが魅力になってやがて恐怖は消え去り、北極探検の時代が始まりました。
- 1594~1597年
- ウィレム・バレンツ、スピッツベルゲンを発見。
- 1607~1610年
- ヘンリー・ハドソン、グリーンランド、スピッツベルゲン、ヤン・マイエン、ハドソン川およびハドソン湾に3度航海。
- 1819~1820年
- ウィリアム・エドワード・パリー、第一次北西航路探索航海でメルビル島に到達。
- 1821~1823年
- パリーの第2次北西航路探索航海でハドソン湾を起点にフューリー&ヘクラ海峡に到達。
- 1824~1825年
- 再度北西航路を求めるパリーの3度目にして最後のカナダ北極圏への航海、
サマーセット島のフューリー海岸で艦船一隻が難破するという結果に終わる。 - 1831年
- ジェームス・クラーク・ロス、北磁極に人類初の到達。
- 1845~1847年
- ジョン・フランクリン探検隊、エレバス号とテラー号で北西航路探索を行う。
134名の隊員が遭難し全滅するという悲劇の結末に終わる。 - 1903~1906年
- ロアール・アムンセン、初めて北西航路を航行。
- 1907~1909年
- フレデリック・クック、北極点に到達したと主張。
- 1908~1909年
- ピアリー、北極点に到達したと主張。
- 1926年
- リチャードE.バード、フォッカーの3発機で北極上空を飛行。
- 1926年
- アムンゼン、リンカン・エルズワース、ウンベルト・ノビレ、飛行船ノルゲ号で北極点上空を飛行。
- 1958年
- 米国の原子力潜水艦ノーチラス号、北極点の下を通過する。
- 1958年
- スケート号、北極の氷の間から浮上する初めての潜水艦となる。
- 1969年
- イギリスの探検家ウォリー・ハーバートが北極点に徒歩で到達し初の公式認定。
- 1978年4月26日
- 日本大学山岳部により、日本人初の北極点到達。
- 1978年4月29日
- 植村直己、世界初の北極点犬ゾリ単独行。北極点到達。