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ジョージス・ポイント(GEORGES POINT)
エレラ海峡の北西部に浮かぶロンジェ島の北端にジョージス・ポイントは位置しています。このポイントは、1897~99年に行われたジェルラシによるベルギー南極探検隊によって発見されました。名前の由来となったのはこの探検隊の出資者であったロンジェ夫人です。ゼンツーペンギン、ヒゲペンギン、サヤハシチドリなどがここで営巣しています。
1986年の調査では800番(つがい)でしたが、1994年の調査では1,752番(つがい)以上のゼンツーペンギンが確認されました。ヒゲペンギンは、1984年には300番(つがい)、1988年には、600番(つがい)。1994年には、414番(つがい)と動きがあります。ウェッデルアザラシとカニクイアザラシも丸石の浜に姿を見せることがあります。氷雪藻も多く繁殖します。近くのオーン諸島も含め、この付近は南極大陸北西部でヒゲペンギンを見ることができる場所となっています。上陸地点の西側にヒゲペンギンたちがいますが、さらにゼンツーペンギンとヒゲペンギンを見るならば氷河に向けて大きな岩盤上を登っていかなければなりません。歩くときにはサヤハシチドリの巣に注意を払って歩かなければなりません。シーズン初めには積雪のため歩くのが困難な場合が多いです。