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アストロラ―ベ島 (ASTORO LABE ISLAND)
アストロラーベ島はブランスフィールド海峡に浮かぶ細長い島で、トリニティー半島のドゥコープ岬より北西22.5Kmに位置しています。1837~40年のジュール・デュモン・デュルヴィル率いるフランス探検隊に使われた船の一艘の名前に因んで名付けられました。ここでのゾディアック・ボートによるクルージングは素晴らしく、また潮汐の状態が良く、ナンキョクオットセイが多くいない限りは上陸地点から海岸線を歩くことも楽しめます。あちこちでヒゲペンギンたちが海に飛び込んだり、陸に飛びあがってくる様子が見られます。
彼らは高所の傾斜のきつい場所で営巣しています。
主にヒゲペンギン、ギンフルマカモメ、オオトウゾクカモメがここで営巣しています。1987年には、3,400番(つがい)以上のヒゲペンギンが確認されました。ギンフルマカモメたちは140m以上の高所で営巣しています。
キバナウは、海岸沿いの岩礁で営巣しています。アシナガウミツバメたちの姿も見られ、彼らもここの高所で営巣している可能性があります。ウェッデルアザラシとナンキョクオットセイも度々ここで見られます。コケ類、ダイダイゴケ、固着地衣類、そしてコケ類などが73m以上の高所に分布しています。クロヒゲゴケも標高90m以上の場所で見られるかも知られません。