南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

  • エリア: 北極
  • スヴァールバル諸島(ノルウェー領)

ベルスン(Bellsund)

ホルンスン・フィヨルドの北隣にあるベルスンは長さ20キロほどの入り江ですがその先に、80キロ以上も内陸に入り込んでいるヴァン・ミェン・フィヨルド(北)、ヴァン・キューレン・フィヨルド(南)、そして入り口近くにある短いレチャーシェ・フィヨルドの3つのフィヨルドの出口合流部分を成しています。17世紀初頭にやって来たオランダ人捕鯨業者が、入り口近く南岸に見える釣鐘状の形をした山々を見てベル(鐘)と名付けたようです。その後18世紀ごろにはロシア人による罠猟が、それに引き続きノルウェー人の罠猟が始まり、20世紀には採炭が始まりました。
北岸のヴァン・ミェン・フィヨルドはノルデンショルド・ランド国立公園の一部で、豊かなツンドラの緑とお花畑が美しいヴァルソルブクタが、そしてヴァン・キューレン・フィヨルド南岸は南スピッツベルゲン国立公園となっており、数ある鳥崖の他、シロイルカ猟時代の小屋の周りはあたりに散在する骨から染み出す肥料分でことさら緑豊かなツンドラのお花畑になっています。©Rlindblad20170411

ベルスン(Bellsund)

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