ロイズ岬
南極大陸の中でも屈指の美しさを誇るロイズ岬はロス島の西側に位置し、シャクルトン率いる1907~09年のニムロッド号探検隊の基地が置かれた所です。
シャクルトンと3人の隊員たちはこのロイズ岬の小屋を出て南極点の手前97海里(約180㎞)まで行きながら引き返したのです。南極大陸初のモーター輸送車 アロス・ジョンソン車もここに陸揚げされ、1908年にはこの小屋で基地機関誌「南極光Aurora Ausトンralis」が出版されました。この小屋は1910~13年にはスコット探険隊、1914~16年にはシャクルトン、ロス海支援隊が訪れています。
小屋の前に見えるアデリーペンギンの南限繁殖地は特別保護区に指定されている為、許可証が無ければ訪問は許されません。
(南極旅行&南極クルーズ2-17)