管鼻(かんび)類
アホウドリ類はミズナギドリ類、クジラドリ類、アシナガウミツバメ、フルマカモメ類、モグリウミツバメ類とともにミズナギドリ目と呼ばれる海鳥グループに属していますが、管鼻類という覚えやすい別称も持っています。
これは溝のあるかぎ状に曲がったくちばしについている管状の外鼻孔です。
ミズナギドリ目の鳥はこれらの鼻孔から体内の余分の塩分を排出する機能を備えており、しばしば濃塩水が管鼻から滴り落ちているのを見かけます。
嗅覚は非常に発達していると考えられます。
(南極旅行&南極クルーズ6-25)