商業漁業
何カ国かは南極海で商業漁業を行っています。大陸の沿岸部やスコシア海周辺にいる最も大型で一般的な十数種類の魚に集中しています。
最初に的になったのはサウス・ジョージア・タラで、体長が90cmにもなる大型のものです。1970年から71年にかけての最盛期の漁獲量は40万トンでした。漁業が大規模になりすぎる前に魚の全資源量を予測し、個体群の動態研究を行い、既に開拓されている魚の残存量を監視するシステムを開発する事、そして生態系の他の要素に漁獲が与える影響を適切に評価する事が重要な課題です。
南極海における水産資源の開発が増加した結果として1977年に設立されたCCAMLRは魚類、オキアミそしてイカの資源量を注意深く監視しています。
(南極旅行&南極クルーズ6-22)