商業的イカ漁
数世代にわたる大規模なイカ・タコ漁が地中海、東南アジアそして日本海域で続けられてきました。日本は1960年代後半からニュージーランド周辺で商業イカ漁を行ってきました。現在ヨーロッパやアジアの国々の漁船がフォークランド諸島周辺およびアルゼンチン沖合の海域で大量のイカ漁をしています。
そして次第に更に遠くへ新たな漁場を目指しての開拓が行われているので、多くの科学者たちはやがて、南極海域でもイカ漁が開始されるのではないかと心配しています。イカの生産量を正確に見積もり、妥当な管理計画を築くためにも、更に多くの研究がなされなければなりません。
これがCCAMLR(南極の海洋生物資源保護に関する条約)の主要目標です。
(南極旅行&南極クルーズ6-19)