ホエラーズ・ベイ
ホエラーズ・ベイ(WHALERS BAY)
火山のデセプション島にあるホエラーズ・ベイは南極で最も安全な港の1つです。19世紀初頭以来、この島は嵐や氷山から守ってくれる、恵まれた避難所でした。当時、アザラシ猟者や捕鯨業者によって使用され、現在でも活動の中心地だった跡が残っています。
この地域にはノルウェーの捕鯨基地の遺跡や1944年に「タバリン」として知られる秘密の戦時作戦の一環として建設されたイギリスの「ベースB」などの史跡があります。ナンキョクオットセイ、ウェッデルアザラシ、ヒゲペンギンなどの野生生物は、海岸でよく見られます。湾は、海水が地熱活動によってわずかに加熱されているため、比較的暖かい南極風呂のような珍しい機会を提供します。
“エレファント島は1916年のエンデュアランス号探検でアーネスト・シャクルトンとその乗組員たちの荒れ果てた避難所として最も有名です”
・キングジョージ島にある8ヶ国の冬観測基地は、南極の非公式な首都となっています。
・南極では珍しい基地の設備としてフレイ基地には24時間の衛星通信サービスがあります。現地スタッフは4つの民放テレビ局を楽しんでいます。
・2007年1月29日、ホーリー・トリニティ教会の司祭が南極でおそらく初めて教会結婚式の司式を行いました。夫のエドアルド・アリアガ・イラバカはチリ南極基地のスタッフでした。彼の妻アンジェリーナ・ズルディビナはベリングスハウゼン基地のロシア人整備士の娘でした。
(南極旅行/ポセイドン南極読本5-5)