人口
人口(POPULATION)
諸島には、約2,600人の人々が住んでいます。定住者たちの多くは、ノルウェーの町ロングイヤービーエン(約2,100人)やバレンツブルグ(ロシア植民地の中心となる約500人)、および鉱山労働者がロングイヤービーエンから鉱山の前哨地ヴェアグルーヴァに通勤しています。また少数人数がニーオーレスンにある多国籍の研究所、ホルンスンにあるポーランドの研究所には10人の住人が住んでいます。ロシアの廃坑の町となったピラミーデンとグルマントには、数人の管理員がいます。
ノルウェーとロシアは、オープンな国際条約の条件にも関わらず、スヴァールバル諸島で商業活動を行っている唯一の国家です。炭鉱は、厳しい北極環境のなかで、資源となる石炭鉱床の枯渇と炭鉱の採算性の低下により、それほど重要ではなくなってきています。
(北極旅行/ポセイドン北極読本7-2)