ヤンマイエン島の見どころ
ヤンマイエン島の見どころ(PLACES OF INTEREST)
島で唯一の集落であるオロンキンビエン(Olonkinbyen)は、アムンセンとノービルが率いる探検隊の無線オペレーターだったロシア出身のノルウェーの気象学者ゲンナジー・オロンキン(1898~1960年)にちなんで名付けられました。本質的に単なる気象観測所ですが、法的には島の首都として定義されています。食料と物資は航空機で運ばれ、燃料と重量物は、夏の間に船で輸送されます。
ベーレンベルク成層火山(Beerenberg)は、1970年の噴火までは休眠状態と見なされていました。噴火中に生成された溶岩で島の面積を4km2広げました。現在、火山の幅1,000mのクレーターは氷河で覆われています。火山の北西斜面には1985年の最新の噴火時に発生した火山灰の堆積物を見ることができます。
(北極旅行/ポセイドン北極読本6-5)