安全管理
安全管理(Be Safe)
南極の過酷で変わりやすい天候に備え、適切な衣服や装備が必要です。南極の環境は快適ではなく予測不可能で、常に危険が潜んでいることをご承知おきください。
- 南極の過酷な気象や地形などの条件の下で、ご自分に何が出来るか、何が出来ないかの能力の限界を事前に熟知して、常にそれを念頭に入れて、何をなすにも安全第一で行動してください。
- 陸上でも海上でもすべての野生動物から安全な距離を保ってください。
- 探検ツアーのリーダーからの助言と指示に注意し、行動してください。グループから離れ、一人で行動しないでください。
- 事前に安全が確認されない氷河や雪に覆われた地面を、適切な装具なしに歩かない様にしてください。雪や氷の下には表面からは見えないクレバスがある事があり、命の危険に晒される場合があります。
- 万一災害に遭っても救援隊が駆けつける事を期待しないでください。綿密な計画、適切で十分な装備、熟練したリーダーの付き添いがあってはじめて安全な旅行が達成されます。
- 緊急時以外は緊急避難所には入らないでください。避難所の機器や食べ物を使用する場合は、緊急事態が去ったあと、最寄りの基地または国の機関に通知してください。
- 南極は「禁煙」です。火災の危険に対する安全対策に細心の注意を払ってください。火災は南極の乾燥した環境の中では大きな被害をもたらします。
(南極旅行/ロス海・亜南極10-1-4)