南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

  • ホ-ム > 
  • 南極クルーズ・北極クルーズの手引き

南極クルーズ・北極クルーズの手引き

チャタム諸島

チャタム諸島(CHATHAM ISLANDS)

 

 

チャタム諸島の群島(モリオリ語のレコフまたは、マオリ語のファレカウリ)は、ニュージーランドの領土であり、半径40kmの約10の島で構成されています。ニュージーランドの東800km以上に位置する離島は、1842年に正式に同国に属しています。チャタム島とピット島だけ人が住んでいる島で、残りの小さな島は、出入りが制限または、禁止されている保護区になっています。

 

主な島の名前(領土となった順)

 

これらのいくつかの島は、農業のために開発されましたが、後にこの群島の一部の固有の動植物を保護するために自然保護区として保存されています。

 

チャタム諸島は、経度180度に位置しますが、国際日付変更線は、チャタム諸島の東側にあります。そのためチャタム諸島は、夏時間を含め、ニュージーランド時間より45分進んだ時差となっています。チャタム諸島の海の状況は、自然環境に大きな影響を与えています。島は、絶えず湿った潮風が吹き、極端に低い気温に、おおむね穏やかな気候そして、ささやかな日照時間があります。

 

人々は何百年もの間、チャタム諸島に住んでいました。その占領の足跡は、鳥類、無脊椎動物、海洋哺乳類の動物相を破壊し、補っていた植生を断片化させ、植物相を減滅させました。火災、樹木伐採、豚、家畜(しばしば野良になった)、ポッサムや齧歯類は、大きな影響を与え、それらの一部は、取り返しのつかないことになりました。ニュージーランド本土や他国からたくさんの植物が導入されましたが、固有の植物群集や生態系のほとんどが生き残っており、チャタム諸島の自然の性質は今でも、ほとんどの場所が明らかです。

 

 

 

(南極旅行/ロス海・亜南極7)