ネズミ根絶プロジェクト
ネズミ根絶プロジェクト（Rat Eradication Project）
2001年6月ニュージーランド自然保護局は、世界で最も大規模な齧歯動物（げっしどうぶつ）の根絶プロジェクトを始めました。この計画は、1810年に島々が発見された直後に偶発的に渡来させてしまったドブネズミを11,300haのキャンベル島から根絶させることでした。そのネズミは、3種の陸鳥を絶滅させ、さらに本島の数種の海鳥を取り除いてきました。
このプロジェクトには19人と船2隻、ヘリコプター5機、120トンのネズミ用の毒入り穀物ペレットも含まれていました。総費用US$ 260万となりました。今日では、植生と野生動物が生き返えり、プロジェクトの成果がでていると考えられています。
（南極旅行／ロス海・亜南極6-4-6）
