オークランド諸島
オークランド諸島(AUCKLAND ISLANDS)
ニュージーランドの南、725kmにあるオークランド諸島は南洋の孤立した小さな島々です。野生生物が豊富で、何千もの鳥やアシカの隠れ家となっており、歴史上では、定住の試みや財宝の喪失、数多くの海難事故など、様々な過去がありました。
オークランド諸島の面積は約570km2に及び、諸島内にいくつかの島がありますが、本島(オークランド島)が一番大きく、長さは約39km、幅は5~40kmです。他に本島の南部に位置するアダムズ島、北東部に位置するエンダービー島とローズ島、西海岸沖にディスアポイントメント島があります。すべての島は火山活動によるものであり、西側と南側に巨大な海の洞窟がある高い断崖絶壁が特徴です。東海岸は氷河の作用による影響を示し、深いフィヨルドは安全な停泊地となっています。月平均27日間雨が降り、風は通常60km/h(16.7m/s)以上で吹き荒れ、気温が15℃を超えることはめったにありません。
(南極旅行/ロス海・亜南極4)