再生可能エネルギー
1914年に水力発電機がグリトヴィケン捕鯨基地に持ち込まれました。
雪解け水がダムの後ろのガル湖に貯められ発電機に送られました。
2009年には、ガル湖ダムの再建、新しいパイプの敷設そして230kwの新発電機が導入されて、グリトヴィケンとキングエドワード・ポイントへの配電が再開しました。
サウスジョージア文化遺産信託財団の後援者であるアン王女が2009年4月グリトヴィケンを訪問した際に開始ボタンを押しました。
2012年にキングエドワード・ポイントの電気湯沸かし器が設置されてプロジェクトが完成し、現在、全ての電力は再生可能エネルギーです。
それにより、炭酸ガス発生を毎年410㌧減らしており、政府にとってかなりの燃料費節約にもなっています。
ディーゼル発電機は水力発電が機能しない非常時用予備として残しました。
(南極旅行/サウスジョージア島29-4)