ゼンツーペンギン
白い耳マフとオレンジ色の嘴が特徴のサウスジョージアのゼンツーペンギンは
105,000番が、波の当たるマカロニペンギンの大営巣地より奥まった湾やフィヨルドに、小規模で営巣します。
タソック草を使った大きな巣に10月~11月初旬に2つ卵を産みます。
毎日雌雄交代で抱卵し、11月末ごろ孵化した後、約1ヶ月の育雛期間でクレーシュ(保育所状態)になります。
ゼンツー親鳥は雛を養うオキアミ、小魚などを求めて採餌旅行を毎日交代で行います。営巣地から数㎞しか離れていない海域で2~3分ずつ深さ100m位まで潜ります。
ゼンツーペンギンは通年営巣地近くに留まります。
(南極旅行/サウスジョージア島14-4)