ミンククジラ
ミンククジラ(Minke Whale)
ミンククジラ(ノルウェーの捕鯨猟師ミンケの名が付いた)はナガスクジラ属の中でも最小で9㍍位にしかなりません。
特徴ある黄色っぽい白色のヒゲ板で、胸鰭にはしばしば青白い帯があります。
この種に関するわずかばかりの情報は日本の捕鯨業者による目撃情報です。
性別と年齢別のばらつきがあり、その分布にもむらがあります。ミンククジラを見つけるのは困難です。
離れた所で飛び上がった時以外は大抵波間に隠れているからです。
ミンククジラは長い間沿岸捕鯨の対象として重要な小型鯨の1つでした。しかし、大型鯨の減少に連れて遠洋捕鯨船団が次第に目を向けるようになったのでした。
(北極旅行&北極クルーズ6-52)