スーヴァルバル諸島
ノルウェー (Svalbard) 北緯78度/東経20度
以前はスピッツベルゲンの名前で知られていましたが、今では最大の島だけの名前となり、諸島全体の名前はスヴァールバルとなりました。
諸島はオランダの探検家達によって1596年に発見されましたが、第一次世界大戦後までは無人島のままでした。島の所有権紛争が徐々に高まり頂点に達した1920年にスピッツベルゲン条約 が締結されました。
この条約は、諸島の主権はノルウェーに帰するが条約締結国国民全てにノルウェー国民と同じ経済活動の権利を与えると言う物です。他には鉱物および生物資源の開発、保存、環境保護を謳っています。
この条約はある意味では1959年の南極条約の魁ともいえるでしょう。
(北極旅行&北極クルーズ2-46)