南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

  • ホ-ム > 
  • 南極クルーズ・北極クルーズの手引き

南極クルーズ・北極クルーズの手引き

ノヴァヤゼムリャ

北緯74度/東経57度
この細長い島がカラ海の西の端で、夏だけ狩猟のために訪れるネネツ人 の間ではかなり昔から知られていました。
島は丁度中程の狭く深い航行できる海峡、マトチキン・シャー(フィヨルド)で二つに分かれています。
マリエ・カルマクリーの部落は海難事故者救助のために造られた基地から始まり、1877年に集落となりました。
1954年に軍人以外の住民は全て移されて島はソ連時代の核実験場となりました。1990年までに182回の大気圏内核実験が近辺で行われました。
ウィレム・バレンツ(蘭)率いる初期の北極探検隊が1597年に島の東北端で越冬しました。その越冬小屋跡はまだ分かるかもしれません。
島の南から海を隔てた大陸側はハヴァロヴォ(Khabarovo)でソ連時代の負の遺産である収容所跡があります。


 
● 矢石類:矢石目の絶滅した中生代(2.45億~1億年前頃)の頭足類軟体動物
     (イカやタコと同類)

● ネネツ人: ロシア極北地方の先住民族で、カニン半島からタイミル半島の間、
       そしてオビ川、エニセイ川の川岸に広がって居住している

(北極旅行&北極クルーズ2-44)