ムルマンスク
北緯68度59分/東経33度08分
ムルマンスクは創設されてからまだ100年も経っていません。
1916年創立当時の名前はロシア王室にちなんで北のロマノフ(Romanov-on-Murman)でしたが、ロシア革命の後ムルマンスクに変えられました。
この北極圏内最大(人口32万)の市は港が通年凍結しないので重要な海軍基地が置かれました。
ムルマンスクはロシア北方船団の本部であり、原子力砕氷船団の母港でもあります。
市立博物館の他には砕氷船団のために捧げられた博物館もあります。
港に浮かぶ初代原子力砕氷船レーニン号(1959年就航)がそれで、ガイド付きツアーもあります。
しかし、なんといっても市を代表するものは、港を見下ろす丘の上に立つ大きな兵士像、通称「アリョーシャ」です。天気が良ければそこから市全体、港とフィヨルドなどを見渡すことが出来ます。
(北極旅行&北極クルーズ2-34)