ノーム
アンカレッジの北約1000㌔にあるノームはスワード半島に位置しています。19世紀初頭の金鉱発見がこの町に最初の幸運をもたらしました。名前は150年以上前の読み間違いから来ています。1850年代に沿岸を航行中の英国帆船のオフィサーが近くに見えた岬の名前が海図に無かったのでその場所に「Name?」と書き込みました。
その海図を写した地図作成者が?印をCと解釈し、NameのaをOと読み間違えてしまい、以後英国海軍省はC.Nome(ノーム岬)と呼ぶようになりました。そしてそこにできた町の名前もノームと呼ばれるようになったのです。ノームにはロシア側チュクチ半島に最も近い米大陸の空港があります。
(北極旅行&北極クルーズ2-3)