イトコルトルミット(Ittoqqortoormiit)
グリーンランドの荒涼とした東海岸にある小さな集落、イトコルトルミットは、島内そして世界で最も人里離れた町のひとつです。
イトコルトルミットでの移動手段
東グリーンランドの集落イトコルトルミットは、世界で最も人里離れた場所にある集落の一つです。1925年にデンマークの探検家Ejnar Mikkelsenと約80人のイヌイットによって設立され、現在でもホッキョクグマ、アザラシ、ホッキョクギツネ、クジラ、セイウチなどを食べる猟師が主に住んでいます。
現在、イトコルトルミットの住民の中には、サービス業に従事する人もいます。この集落は特に古いものではありませんが、周辺の考古学的な調査から、かつてこの地域にはグリーンランド系のイヌイットが密集して住んでいたことが示唆されています。
イトコルトルミット周辺でのジャコウウシ狩り
前述のように、イトコルトルミットの住民の多くは狩猟を生業としています。北極圏の代表的な動物として、ジャコウウシがあげられます。ジャコウウシは3月と8月の年2回、狩猟が行われ、狩猟にはライセンスが必要です。8月はスピードボートで、3月は犬ぞりで狩りをします。
【北極旅行/オーシャンワイド北極の手引き】
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