ロングイヤー・ビーエン(Longyearbyen)
世界最北端のコミュニティの 1 つ
ロングイヤー・ビーエンは、ノルウェーのスピッツベルゲン諸島の主要な居住地です。北緯78度に位置するこの北極圏の町は、世界最北端の集落のひとつであり、世界最北端の町であることさえ誇っています。
炭鉱の集落
ロングイヤー・ビーエンには、北極圏を研究するUNISという大学もあります。この町はもともと1906年に炭鉱の集落として設立され、炭鉱の所有者の一人であったアメリカ人の名前をとって「Longyearcity」と名付けられました。現在では炭鉱の重要性は低く、ロングイヤー・ビーエンはノルウェーのスヴァールバル諸島の行政の中心地となっています。
北極圏の玄関口
北極圏の探検は、スピッツベルゲン島にあるノルウェーの主要な行政の中心地、ロングイヤー・ビーエンからスタートします。人口約2000人の小さなカラフルなコミュニティは、典型的な鉱山のコミュニティから、多くのビジネスや産業、幅広い文化的活動や機会を持つコミュニティへと発展してきました。
スーパーマーケットやアウトドアショップ、いくつかのパブやホテルなどの施設がある、近代的な場所です。一般に、ロングイヤー・ビーエンの人口は比較的若く、小さな子供も多くいます。レジャーや文化的な活動も盛んです。スピッツベルゲン島には、居住地間の道路がないため、スノーモービル(冬期)やボートが一般的な交通手段となっています。
地元の人々はアウトドア活動がとても好きで、週末にはキャビンや山小屋に出かけていきます。ロングイヤー・ビーエンでは、白夜は4月後半から8月末頃まで続き、一方、極夜は10月28日から2月2日まで続きます。
オスロやトロムソからの定期便が発着する近代的な空港を持つロングイヤー・ビーエンは、スピッツベルゲン島周辺の北極圏の主要な玄関口となっています。
【北極旅行/オーシャンワイド北極の手引き】
前のページへ 次のページへ