コングスフィヨルデン(Kongsfjorden)
コングス フィヨルドまたはキングス ベイとしても知られるコングスフィヨルデンは、フィヨルドの先端にあるクローネブリーンとコングスヴェーゲンを中心とした入り江です。
コングス・フィヨルドまたはキングス・ベイとしても知られるコングスフィヨルデンは、フィヨルドの先端にあるクローネブリーンとコングスヴェーゲンを持つ入江(狭くて通常小さな湾)です。コングスフィヨルデンの南岸には、スピッツベルゲンに4つしかない定住地の1つである旧炭鉱の町、ニーオーレスンがあります。
コングスフィヨルデンの歴史
1610年、英国人探検家(捕鯨産業のパイオニア)ジョナス・プールは、新鮮なシーリングと捕鯨のための場所を探していたところ、この湾を発見したのです。
その後、1710年頃に探検家たちがこの場所をディアー・サウンド(Deer Sound)からコニンクス・ベイ(Koninks Bay)と名付け、この名前はウイリアム・スコレスビー(同じくイギリスの北極圏探検家)が1820年にキングス・ベイ(Kings Bay)と命名した後も残されています。
コングスフィヨルデンの今を探る
雪を頂いた山々に囲まれたコングスフィヨルデンは、バードウォッチングの宝庫です。繁殖期には、何千羽ものフルマカモメ、ミツユビカモメ、パフィン、ガチョウ、トウゾクカモメ、アビ、ハジロウミバト、ハシブトウミガラスなどが崖の上に集まってきます。
北極圏の海では、アゴヒゲアザラシ、ワモンアザラシ、トナカイの群れなどに出会えるチャンスがあります。また、周辺海域にはクジラが頻繁に出没することでも知られています。1900年代初頭のハンターやトラッパーのキャビンなど、保護されている史跡を見学することができ、歴史好きにはたまりません。
また。ロシアのポモール族のハンターのキャンプや墓地の証拠も、今でも敷地内に散らばっています。
コングスフィヨルデン・クルーズ
コングスフィヨルデンの静かな美しさを確認したい方は、スピッツベルゲン島クルーズにご参加ください。
【北極旅行/オーシャンワイド北極の手引き】
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