ナイチンゲール島のアホウドリ
遥かなる島の、遥かなる空を飛ぶ鳥たち。
ナイチンゲールではなくアホウドリの島
ナイチンゲール島は、その名前とは裏腹に、ナイチンゲールの生息地として知られているわけではありません。この島の湿地帯には、何百羽もの大西洋の黄色い鼻をしたアホウドリが生息しているのです。
このアホウドリは、ナイチンゲール島で最も多く見られるズグロミズナギドリや、繁殖しているキタイワトビペンギンの営巣地と同じ地形に生息しているのです。
ナイチンゲール諸島の荒涼とした世界
ナイチンゲール島は、100万羽以上の鳥が繁殖している(バードライフ・インターナショナルの重要鳥類保護地域の一部)島ですが、実は、それ以外は無人の活火山島なのです。ナイチンゲール島はトリスタン・ダ・クーニャ諸島の一部であり、世界で最も離れた群島で、最も近い有人島であるセントヘレナ島から2,400kmも離れているのです。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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