フォークランド諸島の植物相と動物相(Flora and fauna of the Falkland Islands)
ツンドラ気候帯と亜南極の間に位置する緑豊かな島々は、パタゴニアと同じような生態学的特徴をもっています。
フォークランド諸島の植物種
フォークランド諸島の動植物相には約 350 種があり、そのうち約 170 種が在来種で、13 種が世界のどこにも生息していません。春にはフォークランド諸島の国花に選ばれたペールメイデンフラワーが咲き、群島のどの島にもタソックグラスが生え、小型哺乳類や鳥類の生息地になっています。
フォークランド諸島の翼を持つ野生動物
フォークランド諸島を訪れる旅行者の多くは、鳥を目当てに訪れますが、この群島ほど多様で豊富な鳥類が生息している場所は他にありません。マゼランやゼンツーなど4種類のペンギンが生息し、マユグロアホウドリは11,000ペアが繁殖する世界最大級のコロニーを形成しています。
また、フォークランド諸島には、希少な固有種のフォークランドカラカラも生息しています。
フォークランド諸島の海と陸の野生生物
フォークランド諸島は、鳥類だけでなく、翼を持たない野生動物も数多く生息しています。外来種の野ウサギ、トナカイ、チコハイイロギツネ、そして在来種のミナミアメリカオットセイ、ミナミゾウアザラシ、クジラ(特にシャチ)。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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