ミナミカマイルカ(Peale’s Dolphin)
名称:ミナミカマイルカ(Lagenorhynchus australis)Peale’s Dolphin, Black-chinned Dolphin, Peale’s Black-chinned Dolphin, Dauphin De Peale, Lagénorhynque De Peale, Delfín Austral,Peale’s Porpoise, Southern Dolphin
体長:2.1m
体重:115 kg
生息域:南米大陸の南端、フォークランド諸島
保全状況:該当なし、データ不足
食性:イカ、タコ、エビ
外見:顔とあごは濃い灰色で、背中は黒く、側面にはオフホワイトのストライプがあります。胸鰭の後ろに白い “わき腹 “がある。腹は白い。小さく尖ったヒレと尾ビレがあり、尾ビレの真ん中には切り込みがある。短くて丸い鼻。背びれは鎌状。
ミナミカマイルカは、どうやって餌をとるのですか?
ミナミカマイルカは、通常、30頭ほどの群れで餌をとります。しかし、100頭ほどの群れを形成し、群れで魚の大群を捕食することもあります。彼らはよくケルプの群生地に生息していることが多いです。
ミナミカマイルカは、社会的ですか?
ミナミカマイルカは通常5〜20頭の群れで泳ぎます。夏から秋にかけては100頭ほどの大きな群れを形成することもありますが、これはかなり稀なケースです。他の種類のイルカと一緒にいることが多く、ボートや船の周りでバウライディング(バウライド)やウェイクサーフィンをしている姿を見ることができます。
ミナミカマイルカの出産儀式はどのようなものなのでしょうか?
ミナミカマイルカの繁殖期は10月から4月です。10〜12ヶ月の妊娠期間を経て、通常1頭の仔イルカを出産します。仔イルカの体長は約1m。仔イルカは最長で1年半ほど母親の乳を吸います。
ミナミカマイルカの寿命は?
イルカは一般的に野生で平均25年、最高で40年生きると言われています。ミナミカマイルカ固有の情報が不十分です。
現在、ミナミカマイルカは、何頭いるのでしょうか?
ミナミカマイルカの個体数の公式な推定値はありません。
ミナミカマイルカに天敵はいるのでしょうか?
ミナミカマイルカに重要な天敵がいるかどうかを判断するには、十分な情報がありません。しかし、漁業や環境汚染など、常に危険にさらされています。
ミナミカマイルカの知られざる3つの事実
・ミナミカマイルカは、口笛を吹かないイロワケイルカ属(セッパリイルカ属)のイロワケイルカ、ハラジロイルカ、コシャチイルカ、及び、セッパリイルカ以外の唯一のイルカです。
・ミナミカマイルカは、南半球に生息するラゲノリンクス属の3種の中で最大の種です。
・本種の名前は、1848年に本種を最初に指摘したアメリカの探検家で、芸術家、博物学者のTitian Ramsay Pealeにちなんで名づけられたものです。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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