スコット基地(Scott Base)
ロス島のプラムポイントにある南極研究施設。
スコット基地およびマクマード基地周辺
スコット基地は、エドモンド・ヒラリーが1955年から58年にかけて行った英連邦南極横断遠征隊のために建設された、ロバート・ファルコン・スコットにちなんだニュージーランドの研究基地です。ロス島にあり、南極大陸最大の研究施設であるマクマード基地からわずか5kmしか離れていません。
スコット基地の探検の歴史
ヒラリーの英連邦南極横断遠征隊は、南極点経由で南極大陸を横断した最初の陸路遠征隊です。また、陸路での南極点到達は、1911年のアムンゼン、1912年のスコットに次いで3番目でした。スコット基地には、探検隊が建設した当時の建物が残っています。
スコット基地の科学とその他の仕様
スコット基地は、海岸近くの岩の斜面に緑の小屋が連なっており、夏場は80人以上収容できます。冬場は10〜15人ほどが働いているのみです。スコット基地は、気象観測、高層大気研究、オーロラ研究、生物学や気候学などの地球研究などに利用されています。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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