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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

ロス棚氷(Ross Ice Shelf)

 

ロス棚氷は、前面の高さが15〜50mの陸氷の塊で、南極大陸最大の棚氷です。面積は約48万7000平方キロメートル、幅は約800キロメートル。外洋に向かって垂直に近い氷の前線は、長さ600km以上、水面からの高さは15〜50mです。しかし、浮氷の90%は水面下にあります。

この棚氷は、ロス海に多く存在する巨大なテーブル状の氷山を生み出します。

この氷棚の東側、ルーズベルト島(1934年、アメリカの飛行家リチャード・E・バードがフランクリン・D・ルーズベルト大統領にちなんで命名)に近い鯨湾で、ロアール・アムンセンは氷棚にアクセスし、南極点を目指しました(彼は1911年12月14日に南極点に到達しました)。

また、1912年には日本の探検家、白瀬矗(のぶ)は、開南湾でキャンプを張っていました。

 

【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】

 

 

 

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