エヴァンス岬(Cape Evans)
1911年、ロバート・ファルコン・スコットの歴史的な小屋があった場所、ロス島の西側に位置するエヴァンス岬。
ロス島の歴史あるエヴァンス岬
ロス島の西側、南極大陸のエレバス湾の入り口の北側を構成する石ころだらけの岬がエヴァンス岬です。南極大陸の歴史を学び、その美しさを体感するには絶好の場所です。
エヴァンス岬の魅力的な遺物
エヴァンス岬は、ロバート・ファルコン・スコット率いる1901〜1904年の英国国立南極探検隊(ディスカバリー号の探検)によって発見されました。スコットによる1910-1913年の2度目の南極探検(テラ・ノヴァ号の探検)の際、隊員たちはこの地に本部を構えた。
スコットの部下であったエドワード・エヴァンス中尉にちなんで、エヴァンス岬と名付けられました。エヴァンス岬には、英国南極探検隊が使用した小屋が残っており、「スコットの小屋」として知られています。
また、エヴァンス岬には、1914年から1917年にかけて行われたアーネスト・シャクルトンによる南極大陸横断探検の際に、この地で亡くなった3人の乗組員を追悼するために建てられた十字架も残されています。
エヴァンス岬の見どころ
現地の状況が許す限り、ロス海クルーズではエヴァンス岬を訪れることを目標としています。この冒険的な探検クルーズでは、シャクルトン小屋などの史跡を訪れ、天候が許せばヘリコプターでペンギンのコロニーやその他の壮大な場所を訪れるなど、プログラムの中でも最も充実したものとなっています。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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