マクマード基地(McMurdo Station)
南極大陸最大の研究施設であるマクマード基地は、ロス島にあるアメリカの科学基地です。
マクマード基地の規模と人口
1955年に建設されたマクマード基地は、南極大陸で最大の科学研究施設です。南半球の夏には1,200 人以上をサポートできますが、冬には200人程度にまで減少します。マクマード基地の大きさは、基地というより村のように感じられるかもしれません。
マクマード基地を構成する建物は、ホステル、チャペル、消防署、発電所、港湾、3つの飛行場など約85棟あります。1961年から1972年まで、マクマード基地には原子炉もありました。
マクマード基地を支える科学
マクマード基地の主な目的は科学的研究です。アメリカ合衆国南極地域計画によって運営され、気候学、生物学、地質学、氷河学、大気学などの分野で研究を行っています。
マクマード基地の南極環境
マクマード基地のあるロス島は、1840年にジェイムズ・クラーク・ロスによって発見されました。この島には、エレバス山とテラー山という2つの有名な火山があり、アーネスト・シャクルトンとロバート・ファルコン・スコットが越冬用の小屋を建てた場所でもあります。
シャクルトンの小屋はロイズ岬に、スコットの小屋はエヴァンス岬にあります。私たちは、探検中に両方の小屋を訪れてる予定です。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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