エスペランサ基地(Esperanza Base)
アルゼンチンの研究基地であり、南極大陸に2つしかない民間居住地の1つです。南極半島に位置するトリニティ半島のホープ湾に面しています。
南極観測基地「エスペランサ基地」
南極クルーズで時折上陸するエスペランサ基地は、友好的な訪問先として魅力的な場所です。1953年に建設されたこの基地には、科学者、軍人、学校の先生、そしてその家族など50人以上が暮らしています。エスペランサ基地では、氷河学、地震学、生物学などの研究を行っています。毎年1,100人以上の観光客がエスペランサ基地を訪れています。
エスペランサ基地の注目すべき点
1978年、史上初めて南極で生まれた人がエスペランサ基地で誕生しました。その後、少なくとも10人の子供が誕生しています。
また、エスペランサ基地には、ルジャンの聖母像がある洞窟、サン・マルティン将軍の胸像、1955年に掲げられた旗竿、この地で亡くなったアルゼンチン探検隊員の墓碑の4点が南極歴史遺跡または、モニュメントに指定されています。
南極の旅でエスペランサ基地を見学
旅程に記載されているように、南極探検クルーズの一部は、エスペランサ基地に立ち寄ります。エスペランサ基地では、住民の方が小さな博物館や施設を案内してくれたり、軽食やちょっとした物販も行っています。
1901年から1903年にかけてのスウェーデン南極探検隊の歴史的な遺構もあり、比較的容易に上陸できるこの基地を訪れることを私たちは楽しんでいます。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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