ウェッデル海(Weddell Sea)
ウェッデル海
ウェッデル海は、1823年にイギリスのアザラシ漁師ジェームス・ウェッデルによって発見されました。1915年、シャクルトンの船エンデュアランス号が、この海で氷に閉ざされ氷に押しつぶされました。15ヶ月間の氷海の旅を経て、シャクルトンらはエレファント島にたどり着き、無事帰還する事ができました。
オットー・ノルデンショルド
オットー・ノルデンショルドは、1901年から1904年にかけてのスウェーデン南極探検隊の隊長でした。ノルデンショルドの一行4名がスノーヒル島で越冬したのはウェッデル海でした。救援船は氷に閉ざされ、ついに破砕され、沈没してしまいました。乗組員はなんとかポーレット島にたどり着き、石の小屋で冬を越しました。
ノルデンショルドと他の乗組員は、最終的にホープ湾で出会い、そこでアルゼンチン海軍によって救助されました。一人を除いて全員が生き延びる事ができました。この驚くべき探検の痕跡は、今でも見ることができます。
ウェッデル海の風景
ウェッデル海の風景は、南極半島北西部の海岸とはかなり異なっています。このあたりの島々や海岸は、長い間、氷冠や氷河に覆われており、その痕跡を残しています。
ウェッデル海をヘリコプターで遊覧飛行
ハイキング、カヤック、スキーに飽きたら、新しい交通手段に挑戦してみませんか。オルテリウス号には2機のヘリコプターが搭載されており、この超現実的な生態系を、そこに生息する海鳥のように上空から見ることができます。
ウェッデル海の流氷の上を歩く
ウェッデル海の流氷がまだ厚い春、氷山とペンギンに挟まれた流氷の上を散歩することができるのです。私たちの探検客船、オルテリウス号で、コウテイペンギンを探しにウェッデル海を探検します。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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