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南極クルーズ・北極クルーズの手引き

サンダース島(Saunders Island)

フォークランド諸島最大の島の一つであるサンダース島は、諸島の北西に位置し、1948年以来、農耕が行われています。

 

 

サンダース島の大きさと市民

サンダース島は20×20kmの大きさで、最高峰は標高457mのリチャーズ山です。そこにある小さな集落「The Settlement」には、島の所有者であるポール・エヴァンス家が住んでおり、島の総人口は7人です。

 

サンダース島の歴史的な住民

フォークランド諸島に初めてイギリス人が入植したのは、1765年から66年にかけてのエグモント港でした。しかし、1770年までに守備隊はスペインの力によって退去を余儀なくされました。

ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine de Bougainville)に従うフランス兵の一団は、バークレー湾に最初のフランス人入植地であるポートルイスを建設しました。彼らは故郷のサン・マロにちなんで「Les Iles Malouines」と名付けましたが、外交上の理由から1766年に島々をスペインに売却しました。

長い間、スペインは島々を自分たちのものとして統治していましたが、1833年にイギリスがやって来て、再び島々を取り戻しました。

 

サンダース島の鳥の生態

サンダース島には、多様な野生動物が生息しています。なかでも、マユグロアホウドリは11,000羽が繁殖する大コロニーを形成しています。この海鳥は飛ぶのが得意ですが、着地に失敗することがあり、営巣地付近で観察することができます。

サンダース島には、イワトビペンギン、キングペンギン、マゼランペンギン、ゼンツーペンギンの4種ペンギンが生息しています。また、ネズミの仲間とともに、フォークランドツグミやカオグロイワタイランチョウなどの小鳥も多く生息しています。

サンダース島ではフォークランドカラカラも見ることができます。世界中の多くの場所で絶滅危惧種に指定されているこの鳥は、フォークランド諸島で今も元気に暮らしており、バードウォッチングの人気者です。

 

 

【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】

 

 

 

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