デターユ島(Detaille Island)
雪に覆われた小さな島、デターユ島は、南極圏の南を横断する航海でしか訪れることができません。
デターユ島の魅力が満載
デターユ島には、アデリーペンギンの小さな営巣地がありますが、ほとんどのお客様にとっての主な魅力は、放棄された英国の南極観測基地です。1956年から1959年まで基地Wが使用されていましたが、その後、補給船が氷に阻まれたため、急遽避難することになりました。
職員はほとんどの装備を捨てて流氷の上を移動せざるを得なくなったでした。 ただし、この遥か南の氷の状況は困難な場合があるため、デターユ島への上陸は常に可能であるとは限りません。
デターユ島の歴史的な基地W
基地Wは現在、南極大陸の公式史跡・記念碑(HSM)に指定され、見学が可能です。基地の居住区内には、台所や作業場が当時のまま残されています。科学機器、書籍、衣類、食品の缶詰まで見ることができます。基地Wは保存状態が非常に良いため、50年代の南極観測基地の生活を再現した、まさにタイムカプセルのような場所です。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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