プレノー島(Pléneau Island)
プレノー島
ルメール海峡のすぐ南西には、南極半島の西端にあるプレノー島があります。全長1.5km、幅500mほどの大きさだが、雪と氷に覆われ、岩盤はほとんど見えません。
フォトジェニックなプレノー島の歴史
1903年から1905年にかけて行われたシャルコーのフランス極地探検の写真家が、プレノーの名前の由来となりました。シャルコーは最初、この場所をプレノー岬と呼び、隣のホブガード島)とつながっていると誤解していました。実際には狭い海峡がこの2つを分けています。
プレノー島の野生動物のいる場所
雪が積もった岩、砂利の浜辺、数百のつがいがいるゼンツーペンギンの営巣地がここにあります。また、キバナウ、ウェッデルアザラシ、ゾウアザラシの群れ時折、小さな入り江に姿を見せます。
ハイキングでスノードームの頂上まで登ると、ブース島やルメール海峡の南の入り口を一望することができます。また、近くにある巨大な氷山を見ることもできます。
プレノー島の氷山のゾディアッククルージング
プレノー島といえば氷山ですが、それを見るにはゾディアッククルーズが最適です。空色の丘、尖った尖塔、アーチ型の氷のアーチの別世界のような風景は、時折日光浴をするヒョウアザラシや水面に顔を出すクジラに目を奪われます。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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