アンヴァース島(Anvers Island)
アントワープ島、アンベラス島、アンベール島とも呼ばれ、南極大陸のブラバント島の南西に位置する山地。アンヴァース島は、南極半島の北西沖に浮かぶパーマー群島の中で最大の島です。全長61km、コモラント島の近くに位置するアンヴァース島は、バードライフ・インターナショナルによって重要鳥類生息地に指定されています。
アンヴァース島の別称と基地
1898年、アドリエン・ド・ジェルラシのベルギー南極探検隊によってアントワープ島と名付けられたアンヴァース島は、1832年には、イギリスの船員、探検家でジョン・ビスコーによって初めて発見されました。1968年からアメリカ合衆国のパーマー基地は、アンヴァース島で活動しています。
パーマー基地とパーマー群島は、南極大陸を最初に見た3人のうちの1人とされるアメリカの探検家(アザラシ漁師)、ナサニエル・B・パーマーにちなんで命名されました。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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