ブラバント島(Brabant Island)
パーマー群島で2番目に大きな島、ブラバント島は1897年~1899年のベルギーの南極探検隊によって発見されました。
山岳地帯のブラバント島
ブラバント島は、北のストリボーグ山地と南のソルベイ山地という内陸部の山脈が最大の特徴です。ストリボーグ山地は、海抜2,520メートルのパリー山があるため、より印象的です。これらの高い標高にもかかわらず、ブラバント島自体はそれほど大きくはありません。南北に30km、東西に59kmの大きさです。
ブラバント島のベルギールーツとイギリスの調査
この島は、ベルギーのブラバント州(現在はオランダの一部でもあります)が、ベルギー南極探検隊を支援したことにちなんで名づけられました。1984年から1985年にかけてのイギリス合同軍遠征隊はブラバント島で越冬し、パリー山の初登頂を果たしましたが、後にこの島を 「人を寄せ付けない」と表現しています。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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