シエルバ・コーブ(Cierva Cove)
グラハムランド西部の風光明媚な地域、シエルバ・コーブはアルゼンチンの研究基地がある場所です。
シエルバ・コーブの印象的な風景
シエルバ・コーブは、南極大陸の他の場所に比べて野生動物の目撃情報が少ないものの、極地の素晴らしい景色を楽しめる場所として知られています。シエルバ・コーブは、1920年代初頭にヘリコプターの前身であるオートジャイロを発明したスペイン人パイロット兼エンジニア、フアン・デ・ラ・シエルバにちなんで名づけられました。
シエルバ・コーブは南極大陸の保護地域なので上陸はできませんが、船からシエルバやプリマベーラ基地を眺めるのは楽しいものです。
シエルバ・コーブのプリマベーラ基地
プリマベーラ基地は、1954年に建設された海軍の避難所の施設を拡張し、1977年に設立されたアルゼンチンの研究施設です。シエルバ・コーブの南西岸に位置し、夏季のみ運用されています。ここでは鳥類学、湖沼学、コケや地衣類の生態学的影響について研究されています。
残念ながら、プリマベーラ基地は、私たちが訪問することが許された南極観測基地のひとつではありません。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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