グレアムランド(Graham Land)
南極半島の最北端であるグレアムランドは、南極大陸で最も南米大陸の近くに位置しています。
理想的な立地のグレアムランド
グレアムランドは南米に近いため、ウシュアイアから来る小型の南極クルーズ船が頻繁によく通る地域です。実際、従来の大型クルーズ客船は、グレアムランドに上陸することが許可されていません。この地域は、幻想的な氷河、巨大な氷山、雪に覆われた海岸線の山々(アメリカ山系)など南極を象徴するような光景が特徴です。
グレアムランドのアメリカ山系の終点
グレアムランドで南極の旅行者が目にする山々は、実際にはアメリカ脊梁山脈(せきりょう さんみゃく)として知られる広大な山脈の最終範囲であり、一連の山脈は北アメリカ西部、中央アメリカ、南アメリカ、南極を通るほぼ一直線に貫く山脈の最終地点にあります。
アメリカ山系は、コルディレラ山系、またはコルディエラ山系ともいわれています。北アメリカ、南アメリカ、西南極においてそれぞれ西部の「背骨」を形成する複数の山脈がほとんど連続して繋がっている山系です。環太平洋火山帯の東半分を構成する火山弧の山脈でもあります。※ウィキペディアより引用
グレアムランドの不確かな歴史
1934-1937年の英国グレアムランド探検隊が、グレアムランドを海図化する以前は、この大陸は群島であると考えられていました。グレアムランドはジェームズ・R・G・グラハム卿にちなんで名づけられました。
【南極旅行/オーシャンワイド南極の手引き】
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