ウシュアイア（アルゼンチン）
南極への旅は、午後にアルゼンチンのウシュアイアから始まります。
市内中央の集合場所に集まりいただいた後、埠頭に移動し、アカデミック・ヨッフエ号に乗船します。
船室に入り客船の探検後、エクスペディション・チームと他の乗客との顔合せをします。
期待と興奮の中で、ウェルカムカクテルと夕食を楽しみながら、夕刻、南極に向けて出港します。

南極圏と南極半島
南極大陸を初めて目にすると、息を呑むような感動を覚えます。最終的な目的地は、氷の状態が良ければ、南極圏のクリスタルサウンドに到着することです。
荒廃したイギリスの南極観測基地があるディテール島（Detaille）は人気の上陸地です。1950年代に建設された「ベースＷ（Base W）」は、驚くべき保存状態です。
歴史愛好家にとっては、初期の南極の訪問者の厳しい生活が垣間見られる素晴らしい場所です。この南極圏でのさらなる体験は、天候や氷の状況により左右されますが、もし状況が許せば、さらに南に向けて航海します。
この付近は折り返し地点で、ここから南極半島の海岸線に沿って、北上します。フィッシュ島やアルゼンチン諸島では、ゾディアックボートでクルーズをし、上陸できる可能性もあります。
現在、稼働中の南極観測基地を訪れ、気候に関する研究を学びます。
ウィンターアイランドの近くの雪の鞍部でハイキングをして、古いイギリスの南極調査小屋を探検します。

ピーターマン島では、アデリーペンギンの営巣地を見学します。アデリーペンギンは、南極のペンギンの中で一番小さく、ゼンツーペンギンやキバナウと場所を分かちあっています。 シャクルトン山とスコット山の北の景色はとても印象的です。これらの聳え立った花崗岩が航海の指標で、ルメール海峡の南の入り口です。

近くのプレノウ島では、たくさんの上陸機会があります。沖のプレノウ海峡の浅瀬には、巨大な氷山が乗り上げています。
巨大な氷山は、絶え間ない風と波により、素晴らしい形に削られ、想像以上の青さをはなっています。ゾディアッククルージングは、今回の冒険クルーズのハイライトになります。

サウスシェトランド諸島（南極）
南極半島沿岸に沿っての探検後、サウスシェトランド諸島に向かいます。冒険はまだ終わっていません。
もし天候が許せば、デセプション島の冠水した火山のカルデラに船で入ります。もしくは、近くのハーフムーン島を訪れます。ここには、ヒゲペンギンの大きな営巣地があります。また、オットセイやキバナウが縄張りを分けあっています。

マクファーレン海峡では、ザトウクジラがよく見られる場所です。夜にドレーク海峡に入り、南米に向けて航海します。

ウシュアイア入港、下船、解散
早朝、アルゼンチンのウシュアイアに到着します。乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船です。
下船後、市内のホテル或いは空港に無料送迎バスでお送りいたします。