南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

南極

残席わずか! 南極・ロス海クルーズ30日間

このコースは終了しました

残席わずか! 南極・ロス海クルーズ30日間

スコットとシャクルトンの足跡を訪ねて

出発日 2016 年 01 月 12 日 日数 30 日間
代金 $ 20,000 ~ $ 30,200
約3,280,600円 ~ 4,953,706円
客船名 スピリット オブ エンダービー
乗船港 インバーカーギル(Invercargill) 運航会社 ヘリテージ・エクスペディションズ

※日本円表記は、2024年07月01日 10:26時点の為替レートで算出した概算です。

コースのおすすめポイント!

地球上で最も遠隔地に位置する南極のロス海地域は、人類史上において魅力的な場所です。
頑強なパックアイスのため、南半球の夏季の僅か2ヶ月間だけ船旅が可能なことから、この未知の美しい南極・ロス海地域を訪れた人はほんの僅かです。また、科学者を除いて、この地域に入れるのは一握りの観光探検船に限られています。

ヘリテージ・エクスペディションズ社は、頑強な船体、完備された船内、世界で最も熟練したオフィサーや乗組員、情熱的で知識の豊富なエクスペディション・スタッフたちが言葉では表現できないような壮大なスケールの大自然を体感する船旅にご案内いたします。

ロス海は、1842年にジェームス・クラーク・ロスによって発見され名付けられました。英国王立地理学会は、ロス海をロバート・ファルコン・スコットによる有名な第一回英国南極探検(1901年~1904年)の地に選んでいます。

その後、1907~09年にアーネスト・シャクルトンが南極点直前まで到り、1910~12年には、日本の探検家、白瀬矗が挑戦していて、当時は「南極点レース」とも呼ばれました。
ロバート・ファルコン・スコットが南極点到達を目前にしていた1911年12月14日、ノルウェーのロアール・アムンセンが人類史上初めて南極点到達の偉業を成し遂げました。

1914~17年のアーネスト・シャクルトンによる南極横断探検は、英雄の時代あるいは、南極探検の黄金期の終わりと言われていましたが、現在、この時代の探検小屋など多くの遺跡が残っています。

初期の探検家によって描写された風景は今も変わりなく、エレバス山、ディスカバリー山や南極横断山脈は100年前と同じように現在でもその姿をとどめています。当時の生物学者によって描かれたペンギンの営巣地は、同じ場所にありますが、毎年その数は変動しています。また、食用として狩猟されなくなったアザラシは、氷盤上で悠然としています。

1920年代、この辺りで残酷にも乱獲されたクジラの個体数は、徐々に回復しつつあります。しかし、絶滅の際から長い道のりがかかり、回復度合いも種により異なっています。

ユキドリ、アシナガウミツバメ、ナンキョクフルマカモメ、ナンキョクオオトウゾクカモメなどは、厳しい環境下でも繁殖しています。

歴史ある探検小屋のを散策や、ペンギンの営巣地の訪問、氷舌や棚氷に感嘆したり、氷山や海氷など大自然の力に驚異を感じるものが沢山あります。

海鳥、アザラシ、クジラの観察や写真撮影、近代的な科学基地や野外調査地を訪れ、訪問者を魅了する素晴らしい景色の中で飲食する機会もあります。

南極大陸への飛び石のように点在する亜南極諸島についてはあまり知られていません。
今回の南極・ロス海への船旅では、スネアーズ諸島、オークランド諸島、マッコーリー島、キャンベル島を訪れる予定です。長い船旅を区切る位置にあるこれらの島々へ立ち寄ることで、島々はその先にある世界への入り口となっています。まさに南極を中心とする南太洋の驚くべき力強い生態系の一部で、世界中の生態系を動かす原動力となっています。

クルーズおすすめビューポイント
 
 
 

スケジュール

残席わずか! 南極・ロス海クルーズ30日間

南極
残席わずか! 南極・ロス海クルーズ30日間

出発日 2016 年 01 月 12 日 客船名 スピリット オブ エンダービー
日数 30 日間 乗船港 インバーカーギル(Invercargill)
クルーズ予定順路を拡大する
日次 日程 宿泊 食事
1日目
1/12

インバーカーギル到着
ニュージーランド最南端の町、インバーカーギルに到着します。
スコットランドからの移住者によって創設された町で、肥沃な農地が多く、羊などの牧畜に適しています。
町の中心にあるケルビン・ホテルにご集合ください。
クルーズ代金には1泊の宿泊(夕食と朝食付)が含まれております。
夜、他の参加者やエクスペディション・チームとの夕食をお楽しみください。

インバーカーギル
  • 食事なし食事なしホテル食
2日目
1/13

ブラフ出港
ホテルのレストランで朝食後は、サウスランド博物館を訪れ亜南極諸島の展示などをお楽しみ下さい。
その後、ホテルからブラフ港に送迎致します。
スピリット・オブ・エンダビー号に乗船した後、安全に関するオリエンテーションが行われます。
出港の際には全員ブリッジにお集まりいただきます。
そして、いよいよスネアーズ諸島へ針路を向け南極旅行が始まります。

船中
  • ホテル食食事なし夕食
3日目
1/14

スネアーズ諸島(北東島)観光
ニュージーランドに一番近い亜南極諸島で、スネアーズ諸島(わなの島)と呼ばれるようになった理由は、1795年にこの諸島を発見したブロートン大尉が、ここは、危険だと思いスネアーズ(snares = 罠)と名付けました。
2つの島といくつかの岩のような小島からなる諸島は、無人で保護区となっています。北東島は、スネア―ズ諸島で最も大きく、イギリス全諸島で観察されるよりも多くの海鳥が営巣しています。
早朝の到着を予定しています。天候と海象状態が許せば、ゾディアック・ボートで起伏の激しい保護区となっている東側の海岸線のクルーズを予定しています。(上陸は許可されていません。)

保護区の湾では、この島固有のハシブトペンギン、スネアーズアイランドヒタキやシダセッカ、マダラフルマカモメ、ナンキョクアジサシ、アカハシカモメなど、かなりの数の鳥類が見られるでしょう。

スネアーズ諸島には、何十万羽ものハイイロミズナギドリの巣があり、実数はいろいろ議論されています。毎年クリスマス頃には、ニュージーランドアホウドリが繁殖の為に巣に戻ってきます。スネアーズ諸島西部の島々では、ハジロアホウドリが巣を作っていることでしょう。

他に、マダラシロハラミズナギドリ、モグリウミツバメやヒロハシクジラドリなどの海鳥の巣もあります。

船中
  • 朝食昼食夕食
4日目
1/15

エンダービー島(オークランド諸島)観光
オークランド諸島は、1千万年~2千5百万年前頃の2つの火山が基になっています。
氷河作用で浸食され、分割され、今日知られている群島の形となりました。
亜南極で最も大きい島の1つで、発見と移住計画の歴史には興味深いものがあります。

聳え立つ崖や沿岸にごつごつした岩柱に特徴づけられ、これらの島々では、過ぎ去った日々の数々の難破船が目撃されています。
エンダービー島は鳥や野生動物を見るのに適していて、亜南極諸島の中で最も美しい所です。 この島の北端には、低木地や苔類の低地などさまざまさ景色が広がっています。所々に、巨大植物で特にキャンベル島人参 や マッコーリー島キャベツを広範囲で楽しむことができます。
1900年半ばに持ち込まれた畜牛、うさぎ、ねずみを駆除したことにより、植物や鳥類の数や種類が増えています。
また、この島は、その地理的位置により、他の亜南極の島々よりもはるかに穏やかな気候に恵まれています。
アシカ科では珍しいニュージーランドアシカの繁殖地であるオークランド諸島のサンディー湾に上陸する予定です。
ハーレムを占有する雄の成獣は、ビーチに集まり、他の若い雄が子供を産んで間もない雌に近づかないようにハーレムを守っています。ニュージーランドアシカの個体数は少しずつ減っています。理由ははっきりしませんが、おそらくイカ漁との関係があるようです。さらに、島内を散策すると、アシカがゴツゴツして風にさらされたラタの森でリラックスしているのに出くわすかもしれません。ビーチの後ろの森には、ニュージーランドミツスイ、アカボウシインコや人なつこいヒタキがいます。
キンメペンギンは、森の複雑に分岐した低木シダレ(ニュージーランド固有のヤナギ類)に巣を作っています。特に夜間には、ペンギンたちが一列でビーチを横切り巣に向かう様子が見られます。

ラタの森を越えて開けた地形には、シロアホウドリとオークランド諸島固有のコバシチドリが営巣しています。
また、オークランド諸島固有のクリイロコガモとムカシジシギが見られるチャンスもあります。

水辺の渡り鳥がデリーキャスルリーフに集まり、オオソリハシシギやキョウジョシギが観察できるかもしれません。
さらに探検を進めると、キタオオフルマカモメ、 オークランドウ、 ヒタキ、タヒバリ、 ハイイロアホウドリなどを見る機会があるしょう。他によく目にする種は、ゴシキヒワ、ウタツグミ、クロウタドリ、 ホシムクドリ、 ギンカモメ、ベニヒワです。

船中
  • 朝食昼食夕食
5日目
1/16

カーンリー湾(オークランド諸島)観光
かつてのカーンリー火山のカルデラであるカーンリー湾に到着します。アダムズ島とオークランド島を隔てるカルデラの壁は、東側も西側も壊れています。東側の入り口は、私たちの客船のような小さな船が航行できます。広い湾には、多くの歴史が秘められています。上陸については天候次第です。風が湾に向かって吹いていると、上陸できなくなります。

いろいろな選択肢の中で、サウス・ウエストケープのハジロアホウドリの営巣地に登る比較的難しいコースもあります。
これができない場合には、ゾディアック・ボートでアダム島やウェスタン湾の手つかずの沿岸をクルーズするという選択もあります。風や天候によりできない場合は、放棄された海岸監視人の小屋や第二次世界大戦中に使用された監視所までの簡単なハイキングをすることもあります。

もしカーンリー湾の北に上陸出来たら、1865年に大破したグラフトン号の残骸や漂流者の小屋を見る事ができます。
上記の場所に上陸できない場合は、他に2つ興味深い場所があります。一つは1800年代後半に建設された正式な政府の漂流者向けの緊急避難倉庫です。もう一つは、ドイツの商船と同じ名前のエルランゲンの空き地で、第二次大戦の前日に薪を切り出した所です。

船中
  • 朝食昼食夕食
6日目
1/17

終日航海
船上でのレクチャーやプレゼンテーションを通して、亜南極諸島の生物や歴史についてさらに学びます。
航海中には、ワタリアホウドリ、シロアホウドリ、ハジロアホウドリ、ハジロアホウドリ亜種(NZ)、ハイイロアホウドリ、ハイガシラアホウドリ、マユグロアホウドリ、ノドジロクロミズナギドリ、マダラシロハラミズナギドリ、メグロシロハラミズナギドリ、マダラフルカモメ、モグリウミツバメ、ヒメアシナガウミツバメ、クロハラウミツバメなどの遠洋種を目にする機会があるでしょう。
ニュージーランドからオーストラリア海域を航行する際、遠洋の海鳥の観察に最適です。

船中
  • 朝食昼食夕食
7~8日目
1/18~19

マッコーリー島観光 ★世界自然遺産
マッコーリー島は、亜南極に位置するオーストラリア領の島で、多くの野生動物が繁殖しています。
この島では、4種類のペンギン(キングペンギン、イワトビペンギン、ゼンツーペンギン、ロイヤルペンギン)が無数に繁殖しています。この島で上陸が許可されているサンディー湾とバックル湾の2ヵ所で上陸を予定しています。
また、天候が許せば、ルシタニア湾では、海岸までへばりつくように繁殖しているキングペンギンの大群をゾディアック・クルーズで海上からの見学を予定しています。

サンディー湾のロイヤルペンギンの営巣地は、金色の羽の小さいペンギンたちが元気よく駆け回り、営巣地と海の間を行ったり来たりしています。
300万羽もの世界のロイヤルペンギンはすべて、マッコーリー島で繁殖しています。かなりのキングペンギンの営巣地もあります。静かに座って観察していると、ペンギンたちが近寄って来ます。観察できる最適の場所がいくつかあります。ペンギンたちは人間対して恐れがなく探究的です。

バックルベイでは、1940年代後半に創設されたオーストラリア南極地区基地のガイド付きツアーがあります。
ここは、さまざまな科学研究施設や戦略的にきわめて重要な測候所があります。
ミナミゾウアザラシの大きな集団は、ビーチや上陸地の茂みで眠っています。これらの巨大な生き物は、ほとんど人間の存在を意識せず、集団で横たわり体を絡めあって年に一度の換毛を行っています。若い雄は、浅瀬でけんかをし、成熟してハーレムを形成する準備をしています。

ルシタニア湾のキングペンギンの営巣地は、まさに驚異の世界です。
キングペンギンはゾディアック・ボートの周りを泳ぎ回り、さらに陸上では、25万匹ものキングペンギンが直立して歓迎してくれます。
オイル製造用の錆びた蓄電器があり、ペンギンオイルが製造された恐ろしい時代を思い出しますが、現在のその子孫はこの地に繁殖しています。

2011年、タスマニア国立公園と野生動物サービスは、世界中で最も積極的なプロジェクトに着手しました。そのプランは、うさぎ・ねずみを含むすべての外来種を島から除去するものです。現在、植物は回復し、ウミツバメやクジラドリの数は増えています。また、この島には、ペンギンやゾウアザラシに加え、3種類のオットセイと4種類のアホウドリ(ワタリアホウドリ、マユグロアホウドリ、ハイガシラアホウドリ、ハイイロアホウドリ)が営巣しています。

船中
  • 朝食昼食夕食
9~12日目
1/20~23

終日航海
南大洋を南に向けて航海する際、アホウドリとミズナギドリが本船の回りを飛び回っているのがご覧いただけるでしょう。
船内では、南極とロス海地域にいてのレクチャーが行われます。私達は、南極収束線を通過します。何時、南極の海域に入ったか知るために水温の変化に注意を払います。

漂流する氷山は、鮮やかな色で、並外れた形になります。それぞれがユニークで自然の彫刻です。船長は、氷山の写真を撮りやすいよう氷山との距離に気を配りながら操船します。また、南緯66度33分を通過し、24時間太陽が輝く南極圏に入った時には、特別なお祝いを予定しています。

船のバーでリラックスしたり、図書館で読書をしたりするのもいいでしょう。もし、ノートパソコンを持ってきていたら、記憶が新しいうちに写真をダウンロードしたり編集したりする時間もある事でしょう。

船中
  • 朝食昼食夕食
13~22日目
1/24~2/2

南極・ロス海域観光
南極・ロス海地域の最も歴史的な場所を訪れる予定です。

氷や天候状況により日程は変更になる場合がありますが、船長とエクスペディション・リーダーが日々の状況を判断しながら上陸観光やゾディアック・クルージング観光をご案内いたします。

日程は、野生動物の見学、科学基地の訪問、歴史的な場所、素晴らしい海岸地形、ロス海の棚氷、氷山の景色などに重点を置いてご案内する予定です。特定の上陸地はお約束できませんが、下記の地域を訪れる予定です。

●アデア岬
不毛なアデア岬の先端にあるダウンシャー・クリフが見えてきます。氷の状況が許せば、ロス海の入り口にある南極で最も大きなアデリーペンギンの巨大な営巣地をご覧いただけます。真夏の時期には1万羽以上ものペンギンがいて驚くほどの景観です。
見知らぬ訪問者にも恐れず、絶え間なく動き回り、騒々しい「ペンギンの街」を初めて目にした時は、一生の思い出となることでしょう。博物学者が座りながら静かに、ペンギンの生活スタイルのさまざまな側面を指摘するでしょう。
ペンギンたちの滑稽な行動や求愛行動、お腹を空かした雛に餌をあげる様子、縄張り争い、巣の材料を盗む行動などを、あちらこちらで観察できるかもしれません。
好奇心の強いペンギンは、しばしばとても近くまで寄ってきて、素晴らしい写真撮影の機会を提供してくれます。まるでペンギンの海に囲まれているような錯覚に陥ることでしょう。
アデア岬のペンギンの営巣地で、南極で一番古い小屋を見ることができるでしょう。この小屋は、ボルヒグレヴィンクが、1899年に南極大陸で最初に越冬したさいに建てられたものです。南極探検の英雄時代の魅惑的な遺跡で、昔の探検家の物が残る内部も見学することができます。
また、アデア岬の後方の標高304mの丘の上には、南極で最も古いお墓があります。ボルヒグレヴィンクの探検に加わり、22歳で亡くなったニコライ・ハンセンのものです。

●ハレット岬
巨大なアドミラルティ山脈がロス海のハレット岬への到来を告げます。ここの風景は荒涼として素晴らしいものです。
海抜4,000m以上もの山々が聳え立ち、巨大な氷河が内陸から海辺まで続いています。 放置されたアメリカとニュージーランド基地跡付近に上陸します。そこは、多くのアデリーペンギンとウエッデルアザラシが営巣しています。

●フランクリン島
ロス海の奥に位置するフランクリン島には、アデリーペンギンや海鳥の大きな営巣地があります。ゾディアック・ボートで営巣地近くへの上陸や海岸線の探検を予定しています。もし、上陸ができ、天候も良ければ、島の頂上へ登ることもできます。

●ポゼッション諸島
ハレット岬の海岸沖にある小さくゴツゴツした島で、滅多に訪れることができません。
アデリーペンギンの営巣地があり、数万羽ものペンギンが島を覆っています。ペンギンたちのせわしなく動き回るさまや滑稽な活動の観察やアドミラルティ山脈と海が形成する素晴らしい風景もお楽しみ下さい。

●ロス棚氷
南極で最も大きな棚氷で、世界最大の浮氷でもあります。嵐の天候状況の時には、極氷床からのカタバ風により吹き飛ばされた雪の広がりが自然の氷の防壁になります。  
南極点から1,287㎞所にあるロス棚氷。その棚氷の壮観さは、初期の南極探検家達がさらに南に進むのを妨げてきました。時には、卓状氷山を分離する壮観な30mの氷の崖であるロス棚氷に沿って東の方向に航海します。

●ロス島(エレバス山/岬/鳥/シャクルトンの小屋/スコットの小屋)
3,962mのエレバス火山が聳え立つロス海の最奥部、ロス島に到着します。
ニュージーランドの南極プログラムでは、バード岬に科学者がアデリーペンギンの営巣地を含む地域の自然史を研究する野外観測拠点を維持しています。
到着時には、科学者が野外観察拠点にいるかもしれません。

●ロイズ岬
アーネスト・シャクルトン卿を隊長とする英国の南極(ニムロド)探検隊(1907‒1909)が遺した歴史的な探検小屋とその関連工作物を見学する予定です。
講師はシャクルトン探検隊の様子をたくさん説明してくれるでしょう。シャクルトンは、南極探検の中でも最も偉大な英雄の一人です。伝説的な探検家はいなくなりましたが、小屋の周りは、放棄されることはなく、もともとの住民である何千羽ものアデリーペンギンが繁殖し、世界最南端のペンギン営巣地となっています。

●エヴァンス岬(ロス島)
1911年に建てられたスコットの二番目の歴史的な探検小屋があり、南極史跡財団によって綺麗に保護されています。探検家の先駆者たちが直面した苦難の証しとして立っています。
小屋の内部では、スコット、ウィルソン、ポンティングが使用した当時の生活状況を見ることができます。小屋の後方には、エレバス山が聳え立ち、現在も火山活動が活発で白い煙を上げています。

●マクマード基地とニュージーランドのスコット基地(スコットのディスカバリー小屋を含む)
基地訪問は私たちの願いですが、氷の状況や天候、2国の観測運営要件など、貨物や燃料の降ろし、砕氷船の活動などの理由で、特に1月の探検航海では、叶わない場合があります。2月の探検では、比較的成功率が高くなりますが、保障はできません。

●テラノバ湾
イタリアの夏季限定の基地があり、南極で最もモダンで魅力ある場所の1つです。科学者とサポートスタッフは、いつも温かく私達をもてなしてくれます。ぽつんと立つ基地の周りを見学させてくれます。ここで多くの科学的研究を行っているイタリア人達は、南極一の美味しいエスプレッソ・コーヒーを飲んでいることに誇りを持っています。近くには、ドイツのゴンドワナ基地がありあす。韓国もドイツ基地の近くに基地を作ることを計画しています。

船中
  • 朝食昼食夕食
23~26日目
2/3~6

終日航海
北上してキャンベル島に向かう途中、訪問準備のためのレクチャーに参加しましょう。この辺りの豊富な海洋種は、今回の南極クルーズでマッコーリー島に向かう時に見たものと似ています。何はさておき、南極での興奮から休憩の時間をとり、船内生活をお楽しみ下さい。

船中
  • 朝食昼食夕食
27~28日目
2/7~8

キャンベル島観光 ★世界自然遺産
ニュージーランド領最南で亜南極諸島にあるキャンベル島は、ブラフ港の南660kmに位置しています。
キャンベル島を訪れ、起伏の激しい長い入り江を持つパーシビアランス湾から徒歩で島を探検します。
キャンベル島は、起伏の激しい壮大な場所で独特の植物やたくさんの野生動物が生息しています。
錨を降ろすパーシビアランス湾では、子供を産みに来るミナミセミクジラを時々見かける事があります。ここには放棄されたニュージーランドの測候所があり、ノドオビムナジロウ、ペンギン、数種のオットセイ、珍しいニュージーランドアシカがいます。

ネズミや羊の駆除に成功したので、小さい鳥が順調に増えていて、野生の花や巨大植物も回復しています。
キャンベルフナコガモは、再び島に現れ、行方不明だったシギは、近隣のジャックマール島からキャンベル島に戻り、再び営巣地を作り、タヒバリも戻ってきました。

訪問のハイライトは、キャンベル島で繁殖する6,000つがい以上のミナミシロアホウドリの繁殖地がある丘の上に向かって歩くことです。ミナミシロアホウドリは、ワタリアホウドリと密接な関係があり、同じくらいの大きさで、世界で一番の翼幅を持っています。とても接近しやすく、素晴らしい写真が撮れることでしょう。

船中
  • 朝食昼食夕食
29日目
2/9

終日航海
ブラフ港に向かう船上で、リラックスし、感動的な南極旅行を振り返り、じっくり考える時間です。写真をダウンロードしたり、編集したりすることもできます。頭をフレッシュにしながら、船上のエクスペディション・チームに質問したりするのもいいでしょう。南極クルーズのハイライトを振り返り、ラストナイトを楽しみながらブラフ港に向かいます。

船中
  • 朝食昼食夕食
30日目
2/10

ブラフ入港/下船/インバーカーギルへ送迎
早朝、ブラフ港に入港します。最後の朝食をとり、通関手続き終了後、乗組員やエクスペディション・チームに別れを告げ、無料送迎バスでインバーカーギルの町の中心地或いは空港へお送りいたします。
※天候や海象、運航等で帰港が遅れる場合もありますので、正午以降までその先の旅行の予約はしないようにお願いします。

<注意>
航海中に、天候不良や予定外の探検を実施した場合、予定の旅程に変更が生じる場合があります。
ニュージーランド領の亜南極諸島の上陸に関してはニュージーランド政府の許可が必要となります。尚、スネア―ズ諸島への上陸は許可されていません。

  • 朝食食事なし食事なし

ご旅行代金(お一人様)

スピリット オブ エンダービー 客船情報の詳細はこちら

スピリット オブ エンダービー

客船タイプ 探検船 就航年/ 改装年
総トン数 1,769トン 全幅 12.8m
全長 69.7m 巡航速度 10ノット
乗客定員 48名 乗組員数 25名
デッキ 4層 客室 28室
メインダイニング 1回制 日本語スタッフ なし
運航会社 ヘリテージ・エクスペディションズ 船籍国 ロシア
アイスクラス 1A
※( )内の料金は、お一人様利用の場合の追加代金となります。
客室タイプ 客室の設備 デッキ 広さ(m2) 代金
トリプル
お問い合わせください
窓側(丸窓)、シングルベッド+上下段ベッド、洗面台
※トイレ、シャワーは共用です
3 $ 20,000
( - )
メイン
ツイン
お問い合わせください
窓側(丸窓)、ツインベッド、洗面台
※トイレ、シャワーは共用です
3 $ 22,300
( - )
スーペリア
キャンセル待ち
窓側(角窓)、上下段ベッド、シャワー、トイレ、洗面台 4 $ 24,000
( - )
スーペリア
プラス
キャンセル待ち
窓側(角窓)、ツインベッド、シャワー、トイレ、洗面台 4,5 $ 27,000
( - )
ミニ
スイート
キャンセル待ち
窓側(角窓)、ツインベッド、シャワー、トイレ、洗面台 5 $ 28,000
( - )
ヘリテージ
スイート
キャンセル待ち
窓側(角窓)、ツインベッド、シャワー、トイレ、洗面台 5 $ 30,200
( - )

※日本円表記は、2024年07月01日 10:26時点の為替レートで算出した概算です。

◎上記クルーズ代金の他に、上陸費用US$880が必要です。

※クルーズ代金は日本円でお支払いただきます。為替レートは、弊社が請求書を発行する日の銀行キャッシュセリングレートを適用します。

●お支払について
 申込金はクルーズ代金の25%です。残金は出発の120日前までにお支払となります。

キャンセル料

・予約時から南極旅行開始日の前日から起算してさかのぼって180日前まで、US$750
・南極旅行開始日の前日から起算してさかのぼって179日前~90日前まで、クルーズ代金の25%
・南極旅行開始日の前日から起算してさかのぼって89日前~当日まで、クルーズ代金の100%
・南極旅行開始後・無連絡不参加の場合、クルーズ代金の100%

※南極旅行をキャンセルされる場合には、必ず文書にてご連絡をお願いいたします。
※南極旅行出発前に病気や怪我等で旅行をキャンセルしなければならなくなった時のため、クルーズ旅行取消費用担保特約(キャンセル保険)への
 ご加入をおすゝめいたします。

任意保険

■海外旅行保険加入のご案内
 南極旅行では、人間の住んでいない遠隔地を訪れるため、病気や怪我で緊急の入院が必要になった場合、航空機のチャーターやその他の要因で高額の費用が発生します。南極旅行にご参加いただくお客様は、海外旅行保険(含む3,000万円以上の治療と救援者費用)の加入が参加条件となります。
また、南極旅行出発前に病気や怪我等で旅行をキャンセルしなければならなくなった時のため、クルーズ旅行取消費用担保特約(キャンセル保険)への加入もおすすめいたします。尚、クレジットカード付帯の海外旅行保険ではご旅行をお引き受けできません。予めご理解ご了承ください。

クルーズに関するお問い合わせ・資料請求・ご予約について

まずは、電話、ファックスまたはインターネットから、お気軽にお問い合わせ・ご予約ください。
尚、持病をお持ちのお客様は事前にお問い合わせください。