南極・北極旅行&クルーズ 株式会社クルーズライフ

みんなの探検旅行~ブログ~
2018.11.26

沖縄から南極クルーズへ!【お客様体験談】

今回、南極旅行の旅に沖縄から参加しました。

 

皆さん、南極と聞いて何が浮かびますか?

世界一の極寒、ペンギン、氷山、7大陸の一つ、昭和基地、オゾン層、などなど幾つもあると思います。

 

そして、いざ旅行にいこうと思うと普通の人は、

 

「なんでそんな所に行くの?行けるの?何があるの?」

と聞いてきます。

 

私の持論ですが南極は、「行ってみたーい!」と思う人しか判らないと感じます。
行くとその魅力に満足すると思います。

 

ツアー代は普通の旅行に比べて高く感じるかもしれませんが、
終わってみると極地への船代、食事代(3食付。これが結構旨い!)、現地のゾディアックによるクルーズ代、国への渡航登録手続きなどなどを考えると納得の費用でした。

私の参加した11月は現地にとって初夏?ですが、気温は-3度から+5度位で日本のスキー場にいる感覚で大丈夫でした。
船内は半袖で歩いても大丈夫かも。

11月6日ウシュアイア出発9泊10日の旅行記を見て頂けると幸いです。

 

11/5
南国の地、沖縄から出発。
那覇空港 ANA8:00発が私の旅の始まりです。
ウシュアイア(以下USH)のホテルに着くまで48hかかりました。
日本からアルゼンチンまでのルートはダイレクト便はありませんので、
トランジット(乗換え)が必要です。
主なルートは①EU経由、②北米経由かと思います。
私はEU経由でルフトハンザ航空(以下LH)を選択しました。
理由はドイツの街を見たことが無かったので帰路で8時間のトランジットを取り、弾丸でフランクフルトの街を観光して、ドイツビールとフランクフルトソーセージで一杯やりたかったからです。
ただの呑んべえですみませんが、酒好きの人なら分かると思います(^^♪🍶

 

USHまでのフライトルートは以下です。略語ですみません。
OKA→HND→FRA→BUE(EZE・AEP)→USH
このルートはEU経由なのでロシアの北側を通ります。
すなわち北極を少しかすりながら南極に向かうアプローチで、地球を北から南まで網羅する自己満足ツアーです。

 

11/7
USHに1泊して乗船は今日15時の予定。
時間があるので世界最南端の街を散策です。
私はトロッコ列車の駅見学(タクシー片道1000円弱。現地で10分位待って頂き、そのまま往復)、市内の刑務所跡地を見学、スーパーで船内に必要な物を購入して乗船しました。
時間があったらトロッコ列車に乗りたかったですが断念しました。
世界最南端駅の始発駅、ウシュアイア駅展望台から写真を添付します。
鉄ちゃんならマストな場所でしょう。
世界最南端の町、ウシュアイアのダウンタウンの写真です。

 

いよいよ乗船です。これから10日間の船旅です。
私の乗船したのはクォークエクスぺディションズ社になります。船内は英語です。

船に乗ると部屋に通されます。
私は一人旅だったのでコストを意識してツインシェアルームを選択しました。
ルームメイトはオーストラリア人の同年代位の方でした。
旅行会社も気を遣ってくれてるのか、一人旅の参加者は同年代の部屋でまとめてました。
見知らぬ外人さんと同じ部屋で10日間もいる不安も最初はありましたが、
こういうツアーに参加する方なのでそれなりの方ばかりです。
同部屋も紳士で意気投合でした。
部屋のタオルは毎日替えてくれ、歯ブラシ、カミソリは無し、バスはシャワーブースのみ、トイレ有の部屋。

 

11/8
荒れるドレーク海峡!
USHから南極までは1000Km弱です。
その間のドレーク海峡は波が荒れることで有名です。
私の時はMAX7mの波でした。沖縄県の離島船は波3m-4mになると船は出ません。
7mでも平気のところでびっくり!高い時は10m近くもある海峡です。
ただし大揺れなので酔い止め薬は持参することを薦めます(ドラックストアで買えます。海峡越えで往復4日分以上を薦めます)

ちなみに船酔いという英語は分かりますか?
Seasicknessです。船内は英語が標準なので、この言葉が飛び交います。

 

 

11/9
ゲロゲロになりながら船旅をすると夕方頃から氷山が見えてきました。
そうです、やっと南極到着間近です。夕方に最初の島に上陸です。
南極は厳しい規定が沢山あり、港などありません。
上陸する人や船も制限されていて確か200人以下の客船でないとダメです(よって大型クルーズ船は来ません)。

下の写真が最初の上陸風景です。右上にクルーズ船が見えます。

船は沖合に停まり、ゾディアックというゴムボートに乗り換えて上陸します。
海水が冷たいのでは?と心配しましたが見ての通り海も解けているのでたいしたことはないです。
貸して頂く長靴、後でくれたオレンジのパーカーが役立ってくれました。
この時の気温は体感で0~5度位、息も白く無かったです。

最初は先端の島に向かい上陸時の最初の写真が下で一歩目は感無量です。
「やっと来たんだな~、会社にわがまま言って長期休暇を取って良かった」
と思う瞬間でした。

日本のサラリーマン戦士はたまには外人の様な長期休暇が必要だと思いました。
今、立っている大地のほぼ反対側が日本で、
置いてきた奥さんと娘に「オレに一人旅をさせてくれて有難う!」
と足元に向かって感謝した瞬間でした。

そして大勢のペンギン君が「いらっしゃい!」と我々を迎えてくれました。
私の上陸した時期は卵を温めていました↓ 寒い中温めるのは大変でしょうね。

 

11/10 ついに大陸上陸! Get the 7th continents!
この日はいよいよ南極大陸に上陸です。
7th continentsという言葉を聞いたことはありますか?
世界は7大陸があると言われていますが、その一つが南極大陸です。
旅行が好きな方なら分かると思いますが大陸制覇でなかなか行けないのが南極で上陸目的に参加する方もいました。
今日は、やっと大陸制覇できる日になります。
クォークさんが用意した南極地図の書いた旗と記念写真です。

 

11/11 ネコハーバーにてペンギンさんと超接近!
南極のペンギンさん、あまり逃げないです。
じっとしていると気にせず近くに来ます。
本当はペンギンと握手したいのが夢でしたが、決まりで触ってはダメです。
最短接近50cm!

 

 

そして南極といえば氷山!いろんな形があります。これはビル5階位の大きさでした。

 

他、氷山接近クルーズ、さまざまな南極の住居者、クジラ発見などなど↓

 

11/12
航路は順調です。
今日は、アドベンチャーオプションのキャンプのキャンセル待ちで南極宿泊を心待ちにしてます。
乗船後の申込みとなりましたが、空きが出るのを祈ってます。
船内では、wi-fiが7日で50USドル。
しかし中々繋がらないときもあります。
その間も上陸クルーズです。他国の基地も見ました。

 

ここで船内も紹介。ブリッジは出入り自由。怖そうなロシア人の船長さんでした。
でも食堂で会うとニッコリした方でした。サルーテ!

 

食事は3食付き。
夜は肉or魚を選ぶコースでワイン、ビールが飲み放題、デザート付き。
昼はバイキングですが裏メニューのハンバーガーが旨く頼むと作ってくれます。
料理が旨いので気を付けないと確実にデブになり、私は帰国して2kg増です。

船内にフィットネスルームがあるので毎日30分チャリンコを漕いでました。
行くとアメリカンのムキムキ男子と美人のナイスバディなロシアン系の方とよく会い、日の丸魂で漕いでました。

時間が空いたら図書館があります。
日本語の棚が1つあり、地球の歩き方があり非常に助かりました。
ポイントを付箋で挟んで置きましたが残るかな?

 

11/13
南極の旅も終盤になり、現在は帰り道でヨレヨレのドレーク海峡にいます。

クルーズ中の天候は、ほとんど曇りで写真がイマイチでしたが、ネコハーバーに着いた日の夕焼けが唯一晴れました。
夜22時の日没写真で今回のベストショットです。
この時期は日が沈んでも夜中は明るいです。
すなわち「暗くならない一日」を体験します。

 

番外編
毎日夕方にリキャップ(その日の復習)が開催されます。会場はロビーでこんな感じ。

リキャップを聞いていると今回の参加者は、180名強、32か国の乗船客で日本人は私1人でした。
国籍も年代も価値観も違う人が一つの船で交流する今流行りの言葉で言うと「ダイバーシティ」の真最中です。
レストランやロビーのアフタヌーンティタイムなどで、いろんな国籍の方と交流します。
私は英語のヒアリングが苦手でしたが、皆とは仲良しになれました。
ほとんどの外人が沖縄の地名を知っていたのは驚きでした。
皆さん旅好きなので日本に興味津々で日本の情報を伝えるとよく聞いてくれます。

 

リキャップのスライド1ページを下に紹介します。

今回は8か所に寄り、飲んだワインは総数964本、750kgの肉、そして2200個の卵を消化したと報告されました。
皆で大爆笑です。私も食ったが外人はそれ以上に食べてました。
まさに皆でメタボまっしぐらです。飲み食いの話が多くてすみません。
でも、旨かった(笑)

 

英語の心細さはあったのですが、日本語が話せるカミール服部さんがエクスペディションスタッフにいたので、非常に助かりました。
そして台湾人の女性スタッフも日本語が話せて助かりました。お二人に感謝です!

またリキャップの会場はシアタールームみたいで毎晩、映画を上映していました。
お酒の好きな方は下のフロアのBARにいました。
下の写真は最終夜の晩餐会です。

10日もいると客もスタッフもみんな顔なじみです。
最後は旅を支えてくれたスタッフに拍手とハイタッチです。

 

11/15(正午) 旅のハプニング 以下はクルーズライフさんとのメールやりとり

明日下船し、アルゼンチン航空でブエノスアイレスに向かいます。
先ほどのブリーフィングでアルゼンチン航空が明日の7時~11時にストライキを予定していると言われました。私の便はウシュアイア発13時10分です。

(夜) やはりストライキが行われそうです。

船内では、もしもの対策が英語で流れています。明日は飛行機が飛ぶか分かりませんが、最良な方法は何が良いでしょう?

ウシュアイアへもう1泊するのは、なんとでも自分でしますが、フライトはどうすれば良いでしょうか?

空港関係者のストライキが行われる予定とのこと。あくまで「予定」であり交渉が成功すれば回避、決裂すればストライキ決行です。

 

11/16(朝)
朝のブエノスアイレス間の便が出発しているとクルーズライフさんからメールが届き、かなり安心しました。
ここまでの情報は、船内になかったです。情報ありがとうございます。まだ分からないですが、状況をみてみます。

8時下船、空港行の送迎バスに乗ります。
13:10 USH→BUE行きの飛行機は無事に飛びました。
これからイグアスの滝へ観光に行ってきます!!いろいろとありがとうございました。

 

【その他、寄った所】
せっかく南米に来たのですぐに帰るのはもったいない!
ということで、アルゼンチン満喫です。
帰りは北端のイグアスの滝で2泊してきました(南極と違って真夏です。リゾートホテルに泊まり、プールにザブンしてきました)。

ここは自力で予約し、エクスペディアでBUE→IGR往復フライト+リゾートホテル2泊で6万でした。
滝観光ですが、1泊目はアルゼンチンサイドから観光、2泊目はブラジルサイドです。
注意点はブラジル入国はビザが必要なので出発前に国内手続きを薦めます。
私は名古屋の領事館のブラジルHomePageにて50USドルでネット決済、事前取得しました。

 

その後はBUEに戻って1泊。
日本行きのフライトが18時だったので朝から市内観光しました。 犯罪が多い街なのでガイドを頼みました。ガイドはいろいろ検索しましたが以下の人に頼みました。 Vacalocaさんは日本人のイケメン兄ちゃんで現地の奥様と結婚して2か月の男子を持つ方です。
自身も強盗に会った怖い経験がありセキュリティーに敏感でした。
URLです↓ 奥さん美人です。 現地の話を沢山聞けて面白かったです!
http://www.vacaloca1219.com/

 

 

市内観光が終わりフライトまで少し時間がありました。
皆さん、アルゼンチンと聞くと何を浮かびますか?
アラ50th世代はマルコ(母を訪ねて三千里)だと思います。
原作によるとマルコがブエノスアイレスに着いて最初に尋ねた住所はラスアルテス通り(Las Artes)だそうです。
市内に実際にあり、物好きな私は見に行きました。
静かな住宅街なので写真は割愛します。

 

帰路のフライトはBUE→FRA→HNDです。
アフリカ上空ではサハラ砂漠の朝焼けがキレイでした窓からパシャリ!
乗継空港のフランクフルトでは9時間あるので、市内をプチ観光しソーセージとドイツビールで乾杯!
空港に戻ってラウンジでシャワー浴びて、その後に帰国。
以下写真、左からサハラ砂漠の朝焼け、フランクフルト市内、街中の居酒屋内にて。

 

 

 

17日間の旅、十分満喫しました。
次は時間があれば北極へGo!です。これからも地球を満喫する人でありたいです。

 

沖縄県 Kさん(50代男性)

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観光庁長官登録旅行業第2054号/一般社団法人日本旅行業協会(JATA)正会員
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