プエルト・マドリン発/ウシュアイア着第19〜20日目ドレーク海峡クルーズ帰路の航海は決して孤独ではありません。多くの海鳥が再び本船を追いかけるように飛び交いながらついてきます。バードウォッチングや画像の整理、レクチャーなどで南極の旅を振り返ってください。第13日目サウスオークニー諸島観光条件次第では、サウスオークニー諸島のローリー島にあるアルゼンチンの科学基地、オルカダス基地を訪問することができるかもしれません。基地の職員が施設を案内してくれ、周囲の氷河の広大な景色を楽しむことができます。もし訪問が不可能な場合は、コロネーション島のシングル・コーブへの上陸を試みるかもしれません。第21日目 ウシュアイア入港/下船朝、ウシュアイアに入港します。朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船します。下船後、港に停泊中の客船からウシュアイア空港へ無料で団体送迎いたします。第14日目終日航海(南極に向けて航海)巨大な氷山とナガスクジラに遭遇する確率は高く、この南極への最後の航海は退屈することはないでしょう。また、ナンキョクフルマカモメを見るチャンスはここが一番です。第15〜18日目南極半島と氷の状態が良ければ、ウェッデル海に入ります。巨大なテーブル型氷山が、南極半島の東側へ●詳細日程第12日目終日航海フォークランド諸島、サウスジョージア島と南極探検クルーズ 21日間 No.12に横たわっています。グリトビケン博物館やシャクルトンの墓があります。11日目の午後、状況に応じて、サウスオークニー諸島の方角へ向けて航海を開始します。このルートには海氷があり、氷の縁ではオオトウゾクカモメやユキドリが他の海鳥と一緒になって南下する本船を追いかけてくるかも知れません。サウスシェトランド諸島観光すべての旅程は、あくまでも目安です。プログラムは氷、天候、野生動物の状況により異なる場合があります。上陸は、IAATOの規則により、場所の空き状況、許可、環境への配慮が必要です。シーズン開始前にIAATOと正式な航行計画と上陸枠を取り決めますが、最終的な計画はエクスペディションリーダーが決定します。探検クルーズでは、柔軟性が最も重要です。船の平均巡航速度は10.5ノットです。の到着を告げています。多くのアデリーペンギンが生息するポーレット島に寄港を予定しています。また、氷に閉ざされた南極海峡にあるブラウン・ブラフでは、南極大陸に足を踏み入れることができるかもしれません。東からウェッデル海に入る条件が整わなければ、エレファント島に向かい、サウスシェトランド島と南極半島の間にあるブランスフィールド海峡に向かいます。サウスシェトランド諸島の火山島は、風が強く、霧に覆われていることが多いのですが、それでも多くの繊細な楽しみを与えてくれる場所です。苔や地衣類、草花など多様な植物や、ゼンツーペンギン、ヒゲペンギン、オオフルマカモメなどが生息しています。ハーフムーン島では、アルゼンチンの科学調査基地であるカマラ基地近くの海岸に、ヒゲペンギンやウェッデルアザラシがよく上陸しています。デセプション島では、本船はネプチューンズ・ベローズ(海神のふいご)を通り、浸水したカルデラに入ります。ここには廃墟となった捕鯨基地があり、何千羽ものマダラフルマカモメを見ることができます。ミナミオオセグロカモメ、チャイロオオトウゾクカモメ、オオトウゾクカモメ、ナンキョクアジサシなども多数観察できます。アシナガウミツバメやスジハラアシナガウミツバメもホエーラーズ湾の捕鯨基地跡に巣を作っています。また、カルデラの奥にあるテレフォン湾付近でもアクティビティが楽しめます。この長期航海では、南極半島西部の凍った海岸をさらに遠くまで南下するチャンスがあります。南極大陸に足を踏み入れると、高山や巨大な氷河に囲まれた壮大な風景に出会えるかもしれません。ゼンツーペンギン、ヒョウアザラシ、ウェッデルアザラシ、ザトウクジラ、ミンククジラがよく見られます。息を呑むような美しい景色は、ブランスフィールド海峡、そして状況が許せばさらに南のジェルラシ海峡へと続きます。ドレーク海峡の状況により、出発時刻が決定されます。37
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