オーシャンワイド・エクスペディションズ社 2024年-2025年 南極
32/60

プエルト・マドリン発/ウシュアイア着第14〜17日目西に向けて航海この海域では、アホウドリに混じってオオトウゾクカモメやユキドリも現れ、海氷に遭遇する可能性もあります。ドレーク海峡に到着すると、南下してきた海鳥たちの姿を再び目にすることができます。第18日目  ウシュアイア入港/下船朝、ウシュアイアに入港します。朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船します。下船後、港に停泊中の客船からウシュアイア空港へ無料で団体送迎いたします。●詳細日程サウスジョージア島グランド探検クルーズ 18日間 No.10通った最後の道を辿り、廃墟と化したストロムネスの捕鯨基地に行くチャンスがあるかもしれません。この道はシャクルトン滝の先の峠を越えるもので、地形の一部が湿地になっているため、いくつかの小さな川をわたらなければなりません。◆リース・ハーバー、ストロムネス、フスビク :  これらの場所は、20世紀初頭の捕鯨産業の規模を思い起こさせます。ゾウアザラシやオットセイがここで繁殖し、脱皮します。また、ゼンツーペンギンも上陸地点を占拠しています。特にフスビクの周辺では、ナンキョククジラドリとミナミモグリウミツバメが観察されることがあります。◆グリトビケン : キングペンギンが通りを歩き、ゾウアザラシが我が物顔で寝そべっている廃墟となった捕鯨基地です。サウスジョージア博物館やシャクルトンの墓もあります。◆コブラーズコーブ、ゴッドスル : ここでは、マカロニペンギンを見るためにルッカリー・ポイントを訪れようと思います。また、海岸線ではオオフルマカモメ、ゼンツーペンギン、アザラシ、ハイイロアホウドリが営巣しているかもしれません。ゴドスル(ノルウェー語で「良い入り江」の意)は、ノルウェーの捕鯨者とアザラシ猟師たちが名付けたものです。◆ロイヤルベイ(モルトケ・ハーバー、ウィル・ポイント、ブリスベン・ポイント) : ロイヤルベイのモルトケ・ハーバーは、1882年にドイツの国際すべての旅程は、あくまでも目安です。プログラムは氷、天候、野生動物の状況により異なる場合があります。上陸は、IAATOの規則により、場所の空き状況、許可、環境への配慮が必要です。シーズン開始前にIAATOと正式な航行計画と上陸枠を取り決めますが、最終的な計画はエクスペディションリーダーが決定します。探検クルーズでは、柔軟性が最も重要です。船の平均巡航速度は10.5ノットです。極年探検隊が名付けたもので、彼らの住居跡の一部が残っています。ロイヤルベイの景観は素晴らしく、濃い砂浜、緑のタソックグラス、そして、グレート・ロス氷河があります。ここは風が強いかもしれませんが、ゾディアッククルージングは壮観です。また、このエリアには、およそ3万ペアのキングペンギンが繁殖しています。◆クーパーベイ : クーパーベイでは、マカロニペンギン、ゼンツーペンギン、世界最大級のヒゲペンギンの営巣地を見ることができます。ビーチではオットセイやゾウアザラシを見ることができ、頭上を滑空するハイイロアホウドリに出会えるかもしれません。ナンキョクアジサシ、ノドジロクロミズナギドリ、キバナウも見られるかもしれません。◆ドリガルスキーフィヨルド : この狭い水路では、壮大な風景、特に高い山々の峰を至近距離で見ることができます。◆アンネコフ島 : ピッカーズギル諸島を通過すると、滅多に訪れることのないアンネコフ島に到着します。この島は、1775 年にジェームズ・クックによって初めて発見され、その後、1819年にファビアン・フォン・ベリングスハウゼンが率いるロシアの探検隊によって改名されました。ここは、化石が発見されているさまざまな尾根、峰、丘のある岩が多い地形です。◆キングホーコン湾 : 南極の中でも、ここほど探検の歴史に彩られた場所はありません。イギリスの探検家アーネスト・シャクルトンは、海氷に押しつぶされ、その後、沈没した探検船から逃れて、避難したエレファント島から、無甲板船で苦難の航海を続け、キングホーコン湾にたどり着きました。ゾウアザラシは、この荒々しいビーチを支配しており、バードウォッチャーは、サウスジョージアタヒバリ、ナンキョククジラドリ、モグリウミツバメ、アオミズナギドリに注目する必要があります。31

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る