オーシャンワイド・エクスペディションズ社 2024年-2025年 南極
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ウシュアイア発着第1日目アルゼンチンのウシュアイアにてこの探検クルーズは、南米最南端の「地の果て」と呼ばれるアルゼンチンのウシュアイアから始まります。第2〜3日目ドレーク海峡横断クルーズドレーク海峡での2日間は、この海域を最初に開拓した偉大な極地探検家たちが遭遇したのと同じような体験ができます。第10〜11日目ドレーク海峡横断クルーズ帰路の航海は決して孤独ではありません。多くの海鳥が再び本船を追いかけるように飛び交いながらついてきます。バードウォッチングや画像の整理、レクチャーなどで南極の旅を振り返ってください。第12日目  ウシュアイア入港/下船朝、ウシュアイアに入港します。第4〜9日目晩夏の南極半島観光南極半島でのアクティビティは多岐にわたりますが、晩夏の南極は、とても素晴らしいです。 ザ●詳細日程南極半島と南極圏のホエールウォッチング探検クルーズ 12日間 No.6フエゴ島に位置し、周囲を山々に囲まれ、目の前にはビーグル水道が広がるウシュアイアは、フエゴ島国立公園、パタゴニア地方や南極への玄関口として、また、交通の要所として栄えています。午後、乗船手続。夕刻、ウシュアイアを出港し、ビーグル水道を航行して南極に向かいます。冷たい海風、波立つ海、そして海水を吹き上げるナガスクジラもいるかもしれません。南極の自然界の境界線であり、南極からの冷たい海水と亜南極の比較的暖かい海水が出会って混じりあう南極収束線。南極からの海水の殆どは、暖かい海水の下に沈む一方で、混合と湧昇が同時に起こっている領域もあります。そこでは、海洋生物だけでなく、鳥類も変化しています。ワタリアホウドリ、ハイガシラアホウドリ、マユグロアホウドリ、ハイイロアホウドリ、マダラフルマカモメ、ギンフルマカモメ、アシナガウミツバメ、アオミズナギドリ、ナンキョクフルマカモメなど、さまざまな鳥類に出会えるかもしれません。すべての旅程は、あくまでも目安です。プログラムは氷、天候、野生動物の状況により異なる場合があります。上陸は、IAATOの規則により、場所の空き状況、許可、環境への配慮が必要です。シーズン開始前にIAATOと正式な航行計画と上陸枠を取り決めますが、最終的な計画はエクスペディションリーダーが決定します。探検クルーズでは、柔軟性が最も重要です。船の平均巡航速度は10.5ノットです。トウクジラは北へ向かう前に沢山のオキアミを採餌するため、この海域には多く集まってきます。また、ペンギンのヒナが巣立ちの準備が整い、海辺は賑やかになりなります。沖合では、ヒョウアザラシが待ち構えています。南極の冒険のためのサイトは、以下の通りです。◆リビングストン島 : ハンナ・ポイントではゼンツーペンギンやヒゲペンギン、ビーチではオオフルマカモメやゾウアザラシがのんびりと過ごしています。◆デセプション島 : 実際には沈み込んだクレーターであるこの島は海に通じており、天然の港となっています。捕鯨基地の跡地で、マダラフルマカモメ、ミナミオオセグロカモメ、チャイロオオトウゾクカモメ、オオトウゾクカモメ、ナンキョクアジサシを見ることができます。また、ホエーラーズ湾の捕鯨基地跡には、アシナガウミツバメやスジハラアシナガミズナギドリなど繁殖しています。◆クーバービル島 : 南極半島の山々とロンジェ島の間にある小さな断崖絶壁の島で、ゼンツーペンギンの大規模な営巣地とチャイロオオトウゾクカモメのつがいが繁殖しています。◆ネコ・ハーバー : 巨大な氷河と果てしなく続く風に削られた壮大な雪の景観のネコ・ハーバーでは、ゾディアック・クルーズと上陸の機会があり、周囲の山々を最も近くで眺めることができます。ここでは、南極大陸に足を踏み入れることができます。◆パラダイス湾 : 広大で氷に覆われたこの海域では、ゾディアック・クルーズに参加すると、ザトウクジラやミンククジラが見られる可能性能性があります。◆プレノー島とピーターマン島 : 氷の状況が許せば、アデリーペンギンやズグロムナジロヒメウを探してルメール海峡を航行することができます。また、ザトウクジラやミンククジラ、ヒョウアザラシに遭遇する可能性も十分にあります。◆クリスタル・サウンド : アルゼンチン諸島を南下し、氷に覆われたこの海域に到着します。ここから朝には、南緯66度33分を通過して南極圏に入ります。◆デタイユ島 : イギリスの研究所の跡地に上陸し、島の高い山々や雄大な氷河を見ることができます。◆フィッシュ島 : さらに北上すると、南極半島最南端のアデリーペンギンとキバナウのコロニーに遭遇することができます。◆メルキオール諸島 : この島々には氷山が多く、美しい景観が広がっています。ヒョウアザラシ、カニクイアザラシ、クジラなどが生息し、カヤックやダイビングを楽しむことができます。ドレーク海峡の状況により、正確な出発時刻が決定されます。朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船します。下船後、港に停泊中の客船からウシュアイア空港へ無料で団体送迎いたします。乗船 & 出港22

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