オーシャンワイド・エクスペディションズ社 2024年-2025年 南極
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ウシュアイア発着第4〜7日目南極半島観光雪に覆われた灰色の岩峰、青白く輝く氷山、そして海と陸上では劇的に異なる野生動物たち。雪に覆われたメルキオール諸島とショラール海峡を通り、ブラバント島とアンヴァース島の間を航行します。訪れる可能性のある場所は以下のとおりです。第1日目アルゼンチンのウシュアイアにてこの探検クルーズは、南米最南端の「地の果て」と呼ばれるアルゼンチンのウシュアイアから始まります。●詳細日程第8〜9日目ドレーク海峡横断クルーズ帰路の航海は決して孤独ではありません。ドレーク海峡を横断する際に見た、多くの海鳥が再び本船を追いかけるように飛び交いながらついてきます。バードウォッチングや画像の整理、レクチャーなどで南極の旅を振り返ってください。第2〜3日目ドレーク海峡横断クルーズドレーク海峡での2日間は、この海域を最初に開拓した偉大な極地探検家たちが遭遇したのと同じような体験ができます。第10日目  ウシュアイア入港/下船朝、ウシュアイアに入港します。南極半島とホエールウォッチング探検クルーズ 10日間 No.1フエゴ島に位置し、周囲を山々に囲まれ、目の前にはビーグル水道が広がるウシュアイアは、フエゴ島国立公園、パタゴニア地方や南極への玄関口として、また、交通の要所として栄えています。午後、乗船手続。夕刻、ウシュアイアを出港し、ビーグル水道を航行して南極に向かいます。冷たい海風、波立つ海、そして海水を吹き上げるナガスクジラもいるかもしれません。南極の自然界の境界線であり、南極からの冷たい海水と亜南極の比較的暖かい海水が出会って混じりあう南極収束線。南極からの海水の殆どは、暖かい海水の下に沈む一方で、混合と湧昇が同時に起こっている領域もあります。そこでは、海洋生物だけでなく、鳥類も変化しています。ワタリアホウドリ、ハイガシラアホウドリ、マユグロアホウドリ、ハイイロアホウドリ、マダラフルマカモメ、ギンフルマカモメ、アシナガウミツバメ、アオミズナギドリ、ナンキョクフルマカモメなど、さまざまな鳥類に出会えるかもしれません。すべての旅程は、あくまでも目安です。プログラムは氷、天候、野生動物の状況により異なる場合があります。上陸は、IAATOの規則により、場所の空き状況、許可、環境への配慮が必要です。シーズン開始前にIAATOと正式な航行計画と上陸枠を取り決めますが、最終的な計画はエクスペディションリーダーが決定します。探検クルーズでは、柔軟性が最も重要です。船の平均巡航速度は10.5ノットです。◆ダンコ島 : この島には、ゼンツーペンギンが巣を作り、海には、ウェッデルアザラシやカニクイザラシが生息しています。◆ネコ・ハーバー : 巨大な氷河と風に刻まれた果てしなく続く壮大な雪の景観が広がるネコ ハーバーでは、周囲の山々を最も近くに望むゾディアック・クルーズと上陸の機会があります。◆パラダイス湾 : 広大な氷に覆われた海域でゾディアック・クルーズに参加するとザトウクジラやミンククジラに遭遇する可能性が高くなります。◆プレノー島とピーターマン島 : もし、氷の状況が良ければ、アデリーペンギンやズグロムナジロヒメウを探して美しいメール海峡を航行します。また、ザトウクジラやミンククジラ、ヒョウアザラシに遭遇する可能性もあります。◆ポート・ロックロイ : ノイマイヤー海峡を抜け、ゴーディエ島にあるポート・ロックロイのかつての英国の研究施設(現在は、博物館と郵便局)を訪れるチャンスがあるかもしれません。また、ジュグラー・ポイントでは、ゼンツーペンギンやズグロムナジロヒメウを観察する事ができます。ダモイポイントなどでは、スノーシューを履いて旧スキー場まで行くことができるかもしれません。ここも私たちのお気に入りのキャンプ場のひとつです◆ウィルヘルミナ湾とグーヴェルノレン号 :  ザトウクジラを見つけるには絶好の場所です。また、ゾディアック・クルーズに参加すると、1915年にここで火災を起こした工場船、グーヴェルノレン号(Guvernøren)の幽霊のような残骸を見学することができます。メルキオール諸島周辺では、氷山が連なる凍てついた風景の中で、さらに多くのクジラ、ヒョウアザラシ、カニクイアザラシに出会えるかもしれません。ドレーク海峡の状況により、正確な出発時刻が決定されます。朝食後、乗組員やエクスペディション・スタッフに別れを告げて下船します。下船後、港に停泊中の客船からウシュアイア空港へ無料で団体送迎いたします。乗船 & 出港12

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