シルバーシー社 2023-24年 南極
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第5日目スタンリー観光(フォークランド諸島)美しい自然と多様性あふれる野生生物の観察が出来るフォークランド諸島の首都スタンリーに寄港します。入江や断崖の近くには、1982年3月からイギリスとアルゼンチンの間で3ヶ月に及んだフォークランド紛争を思い出されるものが残っています。英国の南にある小さな辺境の英国領、フォークランド諸島は、近くのパタゴニア地方からも遠く離れ、孤立した場所にあるため、多くの野生生物が生息しています。港には、幽霊のような錆びた難破船が横たわっています。遠隔の740もの島々は、歴史的にも自然の危険をはらんでいます。教会や博物館、イングリッシュパブなどが点在するイギリス風の町並みのスタンリーの散策をお楽しみください。第1日目チリのサンティアゴ到着第2日目サンティアゴ発 B 午前、朝食後、シルバーシーの団体送迎バスで空港に移動。午前、チャーター機にてチリのプエルト・ウィリアムズへ向かいます。午後、プエルト・ウィリアムズ到着後、空港から港へ団体送迎。午後、港に到着後、乗船手続。夕刻、夕刻、いよいよ待ちに待った南極に向けてチリのプエルト・ウィリアムズを出港します。第6〜7日目南大西洋 & 南極海クルーズ南大西洋と南極海をサウスジョージア島に向けて航海します。アホウドリなどの海鳥が本船の周辺を飛び交いながらついてきます。航海中に、南極条約や南極訪問者のガイドライン、バイオセキュリティ(防疫対策)など、南極到達に備えて準備を行います。また、様々な南極に関するプレゼンテーションも予定されています。途中、南極からの冷たい海水と北側の亜熱帯からの海水が交わる南極収束線(南極前線と呼ぶこともある)を通過し、南極に入ります。この南極収束線を通過すると、水温が2〜3度さがり、塩分濃度も急激に変化します。サウスジョージア島に近づくと海を泳ぐキングペンギンやクジラなどが見え始めるかも知れません。第3日目南大西洋クルーズ第4日目ニューアイランド &ウエストポイント島観光(フォークランド諸島)●ニューアイランド           フォークランド諸島の西に位置するニューアイランドは、人里はなれた場所にあり、ごつごつした海岸線に生息する珍しい鳥類は、この島の人口をはるかに凌駕しています。南大西洋の荒波にもまれたこの島は、イワトビペンギン、アザラシ、アホウドリの群れが生息する野生動物の聖地です。ペンギンは、海岸でふざけたり転んだりした後、海に飛び込んでいく姿は圧巻です。キングペンギンなど5種類のペンギンが生息しています。アシカ、アザラシ、ゾウアザラシが海岸線に沿って吠えたり、のたうち回ったり、シャチが海岸線をパトロールしたり、ミナミカマイルカが波を切って泳いでいます。セトルメント・ルカリーの断崖は、打ち寄せる波の音と、マユグロアホウドリ、キバナウ、イワトビ第8〜10日目サウスジョージア島観光雪に覆われた峰々、壮大な氷河、多くの野生生物がこの島で繁殖しています。ハーレムを巡る壮絶な戦いを繰り広げているミナミゾウアザラシやカラフルな膨大な数のキングペンギンの営巣地など驚異と感動の世界が広がっていまフォークランド諸島とサウスジョージア島、南極半島探検クルーズ 19日間サンティアゴ発着 No.8お客様ご自身でシルバーシー指定のホテルに移動。ホテルのチェックインは、午後3時以降になります。プエルト・ウィリアムズ着/乗船/出港ジムやスパでリラックスしたり、屋外デッキでホエーウォッチングや図書室で読書などをお楽しみください。ペンギンの鳴き声がこだまするように響いています。難破船や色とりどりのワイルドフラワーが咲き誇るゴージャスな風景をお楽しみください。特に、地元の習慣であるスモコ(ケーキやビスケットの大皿と紅茶やコーヒー)が出され、温かい歓迎を受けること間違いなしです。1982年、イギリスとアルゼンチンがこの島々をめぐって激しく対立した戦いの戦場や記念碑を訪れてみてください。●ウエストポイント島          風光明媚なフォークランド諸島の北西にある前哨基地で、マユグロアホウドリの巨大なコロニーの鳴き声で上陸を歓迎されることでしょう。もともとアルバトロス島と呼ばれていたこの島は、その地理的条件から改名されました。波打ち際の険しい崖の上で白い羽を輝かせるアホウドリは最もよく知られた住民ですが、この人里離れた孤立した土地に生息する唯一の動物というわけでは決してありません。この島の聖域を住処とする鳥類の大群は、ごく少数の人間やウエストポイント島の草地を歩き回る羊たちを圧倒しています。イワトビペンギンは、海岸の岩の間を逃げ回ったり、潜ったりしています。また、マゼランペンギンにも出会えるかもしれません。島の静かな風景の中をハイキングしたり、フェルトンの花など島の固有植物が緑の中を覆っているのを見るのもいいでしょう。この島は、群島で最もドラマチックな風景に彩られています。風にさらされ、遠くからそびえ立つ崖や海岸の断崖絶壁を探検してみてはいかがでしょうか。クリフマウンテンは、この島で最も高くそびえ立つ砂岩の一枚岩で、眼下には渦巻く波が広がっています。海を見渡せば、波に洗われた島の周辺では、イロワケイルカが互いに追いかけっこをしている姿を見ることができます。クジラやオットセイもこの島の海岸でくつろいでいるのを見ることができます。35※クルーズ代金は、予約状況により変更になる場合があります。ご予約の際にご確認ください。■詳細日程

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